1572年12月
パワーアップキット追加シナリオ。
シナリオ名通り「三方ヶ原の戦い」が起こる直前で武田信玄が西上作戦を開始している。
第二次信長包囲網の状況下で足利義昭の決起も間近。
東国では「氏康の死」が発生済みだが武田と北条が敵対したまま・越相同盟も健在で73か月続く。
東海でも「西上作戦」が発生済みだが岩村城は織田領のまま。
近畿でも「比叡山焼き討ち」「光秀、坂本城主に」が発生済みだが坂本城は足利領のまま・延暦寺も国衆として健在。
他のシナリオと比べて設定の粗さが目立つ。
(難易度カスタム(基本は超級だが災害なし・敵の掌握速度は普通で設定)・寿命長寿・討死なし)
開始一ヶ月でシナリオタイトルである三方ヶ原の戦いが発生し、PK追加武将の夏目さんは何もできずに消滅する。
長篠城も奪われるので事前に開幕で部隊を出撃させておこう(タイミングが遅いとイベントと同時に部隊が消滅することもある様子)
その少し後に信玄も亡くなる。
武田がかなり大きくはあるが徳川の強力な武将は言わずもがな。
織田とも強固な関係なのでそう難しい勢力ではない。
官位持ちで威信がそこそこあるので初期資金が結構あり、制度改新もすぐに取りに行けるのがGood。
PK追加の鳥居忠吉はすぐ寿命だが、長寿にしていれば貴重な家老という事もありかなり役に立ってくれる。
家宰は商業を商人町に頼るスタイルなら顔グラ新調の石川数正が中々。
奉行は序盤はよく使う政策の費用削減が主。
中盤以降に備え、織田伝持ちの徳姫の出世を急ぎたい。
今川伝の瀬名姫も悪くない。
徳川の固有政策は無印よりはマシになったもののあんまり強くないので格安のレベル1だけ取れば良いだろう。
戦略としては当面は武田相手になる。
威風中くらいの合戦を狙うなり、少数精鋭で敵を釣って撃破していくなりで削っていけば自ずと勝てる。
織田以外の同盟相手としては北条か上杉で筆者は北条にしたが、PKの北条は大幅に弱くなっているので結ばなくても平気かもしれない。
ちなみに長篠の戦いはイベント条件が緩く、イベント条件の武将を処断するか速攻で武田の城を2以下にする必要がある。
武田の名将をみすみす死なせるのは惜しいので何とか阻止したい。
相当急げば長篠までに武田の城を2以下にするのは可能だが難しい。
イベント条件の武将を1人捕らえて処断する(土屋昌続あたりが無難か)のが最も可能性は高いだろう。
全体的に忠誠の高い武田の名将達が滅亡後に配下になるとは限らないし、彼等なしでも勝頼や昌幸だけでも十分ではあるが。
武田滅亡後は上杉・北条の同盟を結んでいない方を倒すか、織田へ向かうかの二択になるだろう。
元々忠誠が高い武将が多い上に大樹寺まであるおかげで婚姻破棄による忠誠の低下はそこまで気にする必要はない。
なお、PKは攻城戦の影響で織田の拡大が無印より遅い。
無印なら半年で終わるであろう浅井も3年程保ったりする。
圧倒的な速度とまでは行かないので、上杉や北条を倒す時間はある。
特に上杉は距離的に遠いのが難だが武将が強く、上杉伝が非常に強力なので見返りも大きい。
焼き討ちされた延暦寺もなぜか支配下で健在、坂本城も自領のままで4城を支配する将軍家。
武将はほぼ全員文官系で、まともに戦えるのは細川藤孝だけのうえ、戦法が足止なので合戦は苦手。
織田・六角・本願寺・一色・赤松と同盟勢力は多い。
征夷大将軍で威信が1500超えのため、勢力目標報酬で初期金銭が10万ある。
開始わずか2か月で「信長・義昭の確執」が発生し織田と手切となる一方、武田・三好・松永と36か月同盟を結ぶ。
さらに仮想イベント「光秀の決断」が発生し明智光秀たちが配下に加入する。
敵対後の織田と友好的な関係を結ぶことはまず不可能で、19城の織田の攻勢をいかに凌ぐかが攻略のポイントとなる。
(攻略例・上級・長寿・新武将なし・編集なし)
開始2か月で敵対し準備期間がほとんどないため、開幕から織田と交戦しても勝ち目は皆無。
明智光秀たちが加入しても焼け石に水程度にしかならない。
人脈持ちが多いため、遠国登用も活用して戦える武将を増やしていきたい。
開始翌年に近江で牢人として登場する大谷吉継はなんとか遠国登用したいところ。
#ref(): File not found: "PK2足利1.jpg" at page "PK2 三方ヶ原の戦い"
外交の停戦交渉を活用して時間を稼ぎ、その間に勢力を拡大し武将を補強していくことになる。
停戦はこちらが攻撃側の方が条件が緩くなりやすいため、小部隊で交戦状態にして交渉すると楽。
必ず要求される同盟破棄で全武将の忠誠が半年間-5されるため、豊富な金銭で家宝は買い集めておこう。
なお、最初から従属可能の六角を従属させておくと停戦中は織田と六角も不可侵となり織田が西進できなくなる。
この状態で時間経過すると、イベントで荒木が織田の摂津3城で独立し、荒木・別所・赤松とも同盟を結ぶ。
織田の目標は浅井・朝倉になるので先手を取ってこちらも両家を攻略していこう。
特に浅井は長政のほかPKで強化された藤堂高虎など武将が充実しているため必ず武将を確保したい。
戦闘では足利義昭の限定特性「武家棟梁」が範囲内の敵部隊の全能力-20%と非常に強力。
両家を滅ぼしたあたりで停戦が終了するため、再び停戦交渉で停戦しよう。
またも同盟破棄を要求されて忠誠が辛いことになるので、家宝や威風でなんとか忠誠を補おう。
ただし周辺勢力で威風発生可能な相手は同盟国の荒木と三好くらいなので、タイミングを考えて破棄して威風を起こしたい。
#ref(): File not found: "PK2足利2.jpg" at page "PK2 三方ヶ原の戦い"
2回目の停戦終了時点で、3回目は交渉自体を拒否されてしまうため、ここで織田と開戦となる。
織田信長の岐阜城が兵力15000以上になっており全軍で出陣してもまともに威風を起こせない。
東の武田に援軍要請し、信長隊をそちらに出陣させれば何とか威風中程度は起こせる。
一度威風を起こすことさえできればあとは動揺状態を活用して有利に攻略していくことができる。
足利家は役職授与でいくらでも同盟を増やせるので武田のほか上杉・徳川・毛利などは同盟しておこう。
#ref(): File not found: "PK2足利3.jpg" at page "PK2 三方ヶ原の戦い"
織田を1城まで追い込めば仮想イベント「幕府中興の祖」が発生し嫌悪の信長を含む全武将が加入する。
加入人数が多いので、朝倉を滅ぼした時点から朝倉一族の誰かを最優先で昇進させて奉行に任命しておきたい。
朝倉の固有政策「英林壁書」は加入した武将の身分低下を軽減・Lv3で無効にする。
仮想イベント発生時点でLv2にできていれば信長・信忠が家老で加入するほか、大量に即戦力の身分となってくれる。