勢力図

1546年1月

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シナリオ概要

初期シナリオでは最も年代が古いシナリオ。
シナリオ名からわかる通り、織田家はまだ父親の代であり、その他も代替わりの前後といった時代。
稀に六角が畿内を席巻することがあるくらいで拡大するのはいつもの顔ぶれであることがほとんど。

なお、織田が滅ぶと様々な主要イベントのフラグが折れて三好や今川が積極的に活動し始める。
織田の滅亡が早期の場合、三好が畿内を制覇したり今川と武田が共同で北条を滅ぼしたりと珍しい展開になりやすい。
このシナリオでの織田はまだ小勢力のため実現が一番楽。

以下の勢力はこのシナリオ限定(群雄繚乱を除く)。
伊達(稙宗)・越後上杉・上田長尾・椎名・古河足利・山内上杉・扇谷上杉・千葉・真里谷・小笠原・細川・細川典厩

勢力別攻略

伊達稙宗家

天文の乱で息子の晴宗と絶賛喧嘩中の父親側勢力で、奥州探題であり官位も高いため威信は息子より圧倒的に高い。
一方で固有政策は晴宗側だけであり,稙宗側にはない。
丸森・利府を領有しており米沢・桑折西山を領有する晴宗と勢力的には互角だが、本拠が小城の丸森城なのが厳しい。
稙宗は最上・相馬・田村・越後上杉と同盟、晴宗は蘆名・長尾・二階堂・大崎・葛西と同盟と周辺勢力は真っ二つ。
武将も稙宗側は稙宗と亘理元宗が主力の一方、晴宗側は晴宗と鬼庭左月斎が主力とこれまた二つに割れている。
晴宗側だと48年1月にイベントで稙宗側が吸収される形で終了するが、稙宗側では滅亡イベントになるので発生しない。

攻めると蘆名から援軍が来てわりと大変だが、こちらも最上の援軍を呼ぶなどして頑張って息子を滅ぼそう。
ただし晴宗は稙宗嫌悪なので登用には応じない。
何年プレイするかはともかく、解放すると輝宗以降の世代は他勢力に流れるので防ぎたければ息子を処断することに。

最上家

武将はわずか3人。
頼みの義光が登場するのは遥か先で無能な義守と頑張らなくてはいけないS1最上。
とはいえこの時代の東北では2城持ちで兵力が多いだけでも有利だし、良い役職を持っているおかげで威信も高い。
家臣2人も能力は優秀で翌年には天童弟(兄とは34歳差!)も来る。
国衆が周辺に多く優秀な国衆も結構いる。
伊達稙宗家との同盟もありがたいと実は結構良い条件も揃っている。
なお、威信が高いのはいいが初期の部将が氏家だけで隠居ループもできないので政策は中々取れない。

まずは混乱持ち確保もかねて遠いが小野寺攻略へ。
敵を釣って包囲で落とす形になるが、距離の関係で包囲ループは小兵の片道切符になる。
天童&氏家なら2回で落とせるだろう。
城に取り付いた後、国衆も撃破しなくてはいけない点には注意。
この間に伊達稙宗家が伊達晴宗家に攻撃を仕掛ける可能性が高い。
晴宗家は蘆名の援軍も借りて迎撃に成功するが、これで晴宗家は大きく疲弊する。
そこで晴宗家の部隊が大体消えた所で小兵で米沢城の郡を取りに行く。
さらに稙宗の軍が撃破されて葦名が引いた所で、兵糧切れで帰ってきた天童を大将に桑折西山城を落としにいこう。
城主がへぼい上に兵が削れているので強攻であっさり落とせるはず。
その後は米沢城を包囲ループか、兵を釣ってからの強攻で落とそう。
これで大きな地盤を得ることが出来る。

後は周辺の勢力を取っていけば良し。
安東は南部に攻められている所で湊城に進軍する形がオススメ。
由利衆は大宝寺に懐柔されているので、大宝寺滅亡前にここを抑えてしまうと楽。
政治の高い大名・武将が結構いるので、出来るだけ商人町を建てていこう。
金に余裕が出来たら北条とも親善しておく。
対北条戦は東北を制圧し、長尾を取った後になるだろう。

越後上杉家

(難易度上級)
黒色の上杉家紋がオシャレな越後守護家、難易度は非常に高い。
城1つ、同盟は離れた伊達稙宗家のみで、内政していると3か月以内に軍神に出陣されて終わる。
開幕で長尾家に臣従するのは必須となっている。
ただし・・・

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大名は開始4年後の1550年1月末に寿命を迎えるが一門武将が皆無で対処しないとゲームオーバー。
姫が髪結いしてくれれば良いが期待できないので、4年の間に史実姫と縁組する必要がある。

候補は帰蝶・仙桃院・寿桂尼だが、臣従のために外交ができず臣従先との婚姻もできない。
早期に単独で長尾に対抗できる勢力に成長したうえで臣従を破棄して姫を迎える必要がある。
さらに仙桃院は開始後半年程度、帰蝶も1548年にイベントで婚姻してしまう。
寿桂尼なら一応、そういった期間制限はない。

(攻略例・仙桃院と縁組)
どうせなら近場の仙桃院を妻に迎えて後継させたいという攻略。
開幕で長尾に臣従すれば長尾領を通って上田長尾家を攻撃でき、工夫すれば何とか滅ぼせる。
上田長尾を滅ぼせば仙桃院の結婚イベントが潰れるし、長尾政景は優秀で急拡大には不可欠。
長尾に臣従すれば長尾と同盟する伊達とも不可侵になるのでその点は安心。

坂戸城で関東に接することになるので、北条が隣接してきた時点で臣従先を北条に切り替える。
それまでに蘆名・最上・大宝寺あたりを滅ぼして兵力を増やし、軍神に攻めこまれないようにしたい。
大宝寺は揚北衆単独で滅ぼせるし、蘆名・最上も援軍が来ないので難しくはない。
揚北衆は中条藤資が頭領の時期で本庄繁長には劣るが3000の兵力と高めの能力値でやはり頼りになる。

次に、長尾に臣従してから破棄するので外交不可のため、期限内に長尾を滅ぼして仙桃院を登用する。
蘆名や最上の良将でも軍神には歯が立たないし合戦で挟撃してもなお甚大な被害をうけてしまう。
しかし、この頃には武田も長尾を狙うので、工夫して武田の出陣を誘発して軍神対応を引き受けてもらおう。
北条に臣従中は武田とも不可侵だが、自勢力が13城で拡大独立となり不可侵でなくなるので注意。
さらに、長尾は足利と同盟しているので停戦仲介も飛んでくるため、仲介回避技は必須になる。

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仙桃院の滅亡後登用に成功し縁組すれば無事目的達成となる。
順番は上田長尾→蘆名→大宝寺・最上→北条に乗り換え(48年4月)→伊達の一部・長尾。
なんとか期限内の1549年11月に達成、2か月後に大名は天寿を全うされました。
寿命長寿設定にすれば猶予が10年伸びるので、そちらをオススメします。

上田長尾家

(難易度上級)
越後の坂戸1城の小大名、兵数わずか1350で国衆もいない。
武将もわずか3人で当主と息子2人だけ、長尾政景を筆頭にそこそこの能力だが混乱・撹乱はない。
北と西は長尾・東は蘆名・南は沼田と接するが、全て距離が遠く立地は最悪に近い。
すぐに軍神に出陣されてゲームオーバーなので、長尾への臣従は必須。

また、武将数を増やすのが難しく、それも難易度が高い要因。
南の沼田は取れるが、東の蘆名は2城あり距離も遠いので序盤での攻略は困難。
長尾領越しでの村上は武田、越後上杉は長尾がすぐ滅ぼしてしまい、あとは大勢力ばかり。

(攻略例)
とにかく人材確保が大事、序盤の目標は沼田・村上・越後上杉・山内上杉の武将。
上級だとたまに北条が5月の河越合戦前に扇谷上杉を滅ぼし、河越合戦が起きないことがある。
そのパターンだと北条がなかなか古河足利を攻略できず拡大が遅くなる。
その結果、武田の箕輪攻略で関東管領追放が起きにくくなり,山内上杉が北条に吸収されにくい。

レアパターンなのでリセマラが大変だが,真田幸隆や長野業正を加入させられると楽になる。
筆者はイベント制御しない派なので大変だったが、イベントオフにするのも選択肢かもしれない。
また、山内上杉の飛び地の滝山城を武田が落とすパターンだと北条の拡大がさらに遅くなる。

最初に隠居ループで当主を長尾政景・宿老二人体制にし、チュートリアルありで米問屋を建てておく。
開幕出陣で沼田に全兵力を3部隊で出陣し、迎撃隊を撃破すれば沼田は滅ぼせる。
2月にイベントで長尾景虎が当主になると即臣従。
沼田城はそのうち山内上杉に攻められるので放棄。

村上は残り1城になった段階で空き巣、村上義清は東北方面では最強クラスなので確保したい。
越後上杉は長尾が景虎抜きで臨戦完了後に攻めようとする。
臨戦完了間近に小兵力を越後上杉に出すと臨戦を取りやめてリセットされるのでそれで時間を稼ぐ。

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こんな感じで村上と越後上杉の武将を確保したい。
ちなみに長尾の援軍を頼むと伊達稙宗から停戦仲介が飛んできて回避できないのでNG。
葛尾城はすぐ武田に攻められるので放棄、新発田城は宿老を入れて揚北衆を集中懐柔。

このあとは蘆名を攻めつつ、武田が箕輪を落としている場合は山内上杉の武将確保を目指す。
最良のパターンだと沼田を落とすだけで達成できるが、他の城も残ると攻略はかなり大変。
当主は弱いが真田・長野・上泉の補佐で硬い。
また、沼田再攻略後に時間をかけると武田に沼田を攻められるので時間との戦いにもなる。

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なんとか達成、上泉は登用拒否されたが長野業正と真田幸隆は加入してくれた。
ついでに河越合戦が起きないパターンだと牢人する太田資正も仕官。
落とした山内上杉の城はすぐに北条か武田の餌食になるので放棄。
これで武将を25人くらい確保できるのでここからは東北を目指すことになる。

東北では伊達が臣従先の長尾と同盟しているので不可侵となっている。
蘆名を攻略しつつ、可能な限り田村(人脈)と最上(天童兄弟)の確保を目指したい。
村上義清は強力だし、長野・真田もいるなら東北での拡大は容易(いなくても何とかなるとは思う)。

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伊達と長尾の同盟は50年ころに一旦終了するが、しばらくすると再同盟する。
このあたりで北条の関東制覇が近づいてくるので、北条と隣接したら臣従先を北条に変更する。
ただし自勢力が9城以上になると臣従不可になるので拡大しすぎに注意。
ちなみに関東で最後に残るのは佐竹なので、最後の1城につばをつけておきたいところ。

北条に鞍替えすると忠誠が激減するが、自勢力の武将は元々忠誠が高くない武将が多いので大変。
出奔を避けるために鞍替えと同時に威風で忠誠を底上げできるようにすると安心。
このあたりは伊達と長尾の再同盟のタイミング次第になる。

さすがに伊達は手強いが、これまで確保した武将を総動員すればなんとかなる。
桑折西山城付近で威風を起こせば伊達領が東西に分断できるので、あとは個別に制圧していける。
ただし兵を出し過ぎると武田が坂戸に出陣してくるので注意。
幸い隣接してるのは坂戸の道一本だけなので,牽制出陣での武田の出陣妨害は簡単。

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ここまで拡大できればあとは何とでもなる。
今までの関東の名将たちに伊達勢ら東北の名将も加われば、長尾とも武田とも戦っていける。
所領が13城で北条から独立し同盟に変わるので、蔵春院と婚姻して三国同盟を妨害すると楽。
織田がいる限り北条は関東から出ないので、北条は婚姻で放置して長尾→武田と攻めていきたい。
南部はある程度削ったら従属させるのが楽かもしれない。

北条家

おすすめ勢力。2月にイベントで武田、今川と同盟を結び、5月にイベントで古河足利、扇谷上杉を吸収する。
さらに山内上杉の城を奪っていくと「関東管領追放」で山内上杉も吸収できる。
前述の通り西側は武田、今川と同盟があり安泰で関東地方は弱小しかおらず吸収も容易い。
おまけに固有政策で制圧した郡の農村と市を掌握でき、氏康は制圧した郡の掌握状態を解除しない固有特性があり良い事尽くし。
早い段階で兵数を揃えられ、難易度も非常に低く初心者向け。
ただし長尾家の同盟勢力を攻撃すると臨戦状態になり、長尾景虎は強敵でそれなりに被害が出てしまう。合戦するのも一手。

山内上杉家

(難易度上級)
関東管領に就任しており威信は高い。
開始と同時に全兵力で河越城に出兵し、威風(中)の合戦で河越城を奪って河越合戦のイベントを潰すのが最大のポイント。
開始時なら兵力も質もそこまでの差はないので挟撃を活用すれば勝ち目は十分。
長野業正・上泉信綱・真田幸隆がいるので合戦では北条に見劣りしない。
戦後の余力で江戸城も奪えるし、再出兵で玉縄城手前までは進出できて北条に優位に立てる。
ただし北条・今川・武田の同盟はあるので、玉縄あたりまで侵攻すると義元や晴信が防衛にやってくるので結構大変。
関東一円の小大名を従属させつつ、自分の同盟切れまで耐えて外交姿勢が改善したら今川などと同盟を結んで援軍や横槍を防ごう。
なお、里見を従属させれば援軍で高統率の義堯が結構な兵力で韮山城を攻めてくれて北条軍を分散させやすいので便利。

古河足利家

(難易度上級)
全シナリオ唯一、幕府最高位の鎌倉公方に就任しており、官位と相俟って威信は将軍家に次ぐ高さ。
山内上杉・扇谷上杉と同盟し佐野を従属させている。関東旧勢力の象徴的な大名家。

最初にして最大の課題は山内上杉と同じく北条との戦い。
幸い、河越夜戦は発生しない(というか発生させたらゲームオーバー)ので、北条の拡大が極端に早いわけではない。
とはいえ傍観して内政していると北条の拡大で絶望的な勢力差になるので、こちらも速攻で動く必要がある。
開幕から合戦を駆使してできるだけ早く小田・宇都宮を滅ぼそう。
城の兵力より少なめの複数部隊で攻め込み、迎撃に出てきたところを合戦で撃破して城の兵力を減らし、速やかに城を陥落させる。
山内上杉との同盟があるため、北条は防衛援軍も加味して侵攻先を決定するので意外と攻め込まれない。
4城になった時点で那須・千葉が従属に応じ、さらに城を増やせば佐竹・里見も従属する。

ここからは北条との戦いになるが,背後を従属大名に塞いでもらえるので全兵力を北条につぎ込める。
大名の能力は極めて低いが,家臣の結城親子が結構戦える。
早めに準備が整えば、北条は山内上杉や里見との戦いで留守が多いので合戦を駆使して堅実に空き巣していこう。
玉縄城あたりからは確実に今川の防衛援軍が来るので,早めに今川と同盟しておくことも重要(武田との同盟は更新されない)。

余談だが、家臣からは将軍と同様に「公方様」と呼んでもらえます。
また,将軍と違って隠居できるし、隠居しても役職は引き継がれるので縁組で好きな武将を「公方様」呼びしてもらえたりもします。
なんなら北条を滅ぼしたあと蔵春院と婚姻→連続隠居で北条を公方にすることも可能(ただし氏康は晴氏嫌悪で登用不可)。

扇谷上杉家

(難易度上級)
緑色の上杉家紋が爽やかな名門家だが、官位も役職もなく威信は低い。
山内上杉・古河足利と長期同盟し配下に太田資正がいるが、小城1つの小大名。
領域内の国衆の従属度は最低レベルで代官懐柔だと10回近く必要。
古河足利と同じく滅亡イベントになるので河越夜戦は発生しないのが救い。

攻略は2通りあり、一つは北条に即臣従し便乗して拡大していく方法だが無難なので割愛する。
もう一つは同盟国の防衛援軍でのカウンターで北条と戦っていく方法で、こちらについて記述する。

北条の隣接勢力で最小なので、開始して内政していると3か月ほどで攻撃を受ける。
ただし、里見に主力を向けた余りの部隊で攻撃されるので氏康や綱成は来ない。
自勢力だけだと勝てないが、同盟2家から同時に援軍を呼べるのがポイント。
合計で4~5部隊援軍に来てくれるので到着タイミングを調整すれば威風小の合戦で撃退できる。
河越城と江戸城の兵力が0になり,威風で奪った郡からすぐ城攻めできるので一気に2城を落とせる。
北条の主力は里見と交戦中で救援に来ない。

内政していると今川の援軍を呼んで江戸城を攻撃してくるので、援軍を呼んで合戦で撃退する。
今度は主力を向けてくるが今川頼りで北条は小部隊が大量ということが多い。
今川の援軍到着前に威風ありの合戦で撃退すれば今川軍も撤退し、カウンターで小机城を落とせる。

また内政していると今川の援軍を呼んで小机城を攻撃してくるので、援軍を呼んで合戦で撃退。
完全に今川の援軍頼りで北条は小部隊ばかり。
大兵力の義元隊は遠いため到着が遅く、義元以外が集結した時点で合戦すれば威風で撤退する。
威風とカウンターで玉縄・三崎まで進出できて開始2年ほどで北条に対する優勢が確定する。
あとは状況を見ながら北条を攻めていこう。

この勢力でプレイする場合,山内上杉の飛び地の滝山城は武田が落とすことが多い。
武田とは敵視だが威風の間だけ姿勢が改善するので親善を続けていれば3回目の威風で同盟できる。
武田と北条の同盟は更新されないので、北条から攻撃されなくなり武田の援軍も活用できる。

なお、大名は1546年死去で一門衆もいないが不自然死で年齢も若いため寿命の心配はない。

里見家

里見全盛期(?)
まだ微妙に伸びてない北条はどうせ河越夜戦ですぐに拡大するとはいえ、少しでも時間の猶予があるのは嬉しい。
以降のシナリオでは北条の配下扱いになる千葉もまだ独立しており、おいしい餌になってくれる。
しかも北条の名将はまだ身分が低かったり登場していなかったりでこの時代は層が薄い。
城主の確保すら四苦八苦で、河越夜戦後も大量の組頭を抱えて各城はスッカスカな始末だ。
新説採用で寿命が一気に縮まった槍大膳含めこちらの寿命には余裕があるし、好条件揃いである。

まずは速攻で真里谷を落とす。
優秀な混乱持ちが2人もいるので合戦は快適である。
…と言いたい所だが、真里谷に出陣するとなんと開幕半月で北条が侵攻してくる(同時に滝山城などにも侵攻)。
なので、真里谷は出てきた部隊を撃破した後小勢の包囲で兵の回復を防ぎ、北条の迎撃に行こう。
氏康と綱成を同時に相手するのは骨なので、この2人は別々の合戦で倒したい。

北条撃退後は真里谷を落とし、続けて千葉を攻略する。
その後は北条と決戦だ。
どうせ千葉攻略の間も北条が侵攻してきたりするので、カウンター代わりに叩きに行くのが最善か。
海路のせいで館山城左下で威風を発動しても郡は取れないが、館山城右上なら三崎城の郡が1つ取れ、三崎城攻略が少し楽になる。 (威風中なら三崎城を取れるかもしれないが、都合よく部隊が集まってくれるかどうか)
この時代の北条の城は案外兵士が少なく、ゾンビ攻撃とまではいかなかったりする。
北条の初期城は農村がまるで掌握されていない城も多く、固有政策込みで取った城の方が余程発展している始末だ。
相手の城の多さを逆用し、威風で城を取れる状況に持っていくのも有効。
玉縄城右下で威風中を決めれば、玉縄城、小机城に加えて小田原城の郡まで取り、
小田原城を包囲ループで無力化する事も可能になる。
こうなればもうこっちのものだ。
ただこちらが押していくにつれ、今川の仲介が飛んでくるようになる。
仲介避けの技を使うのでなければ、かなり時間がかかってしまうだろう。
ついでに他勢力が北条をハイエナしにも来るだろうが、とにかく北条を倒せればいいので存分にハイエナさせてやろう。
(勿論、トドメをさすのは自分でやるように)

全体的に政治が低すぎて商人町を建てさせることすら出来ないが、どうせ北条を撃破するまで息つく暇もない戦の連続なので、
しばらく制度改新は取らずに外交や郡開発、大農村&大市開発に金を使っていこう。
同盟は基本武田&今川でいいだろう。
おそらく何度も威風が発動するので関係向上はしやすい。
威風中が発動すれば友好までいくのでこの点でもおいしい。
北条を倒して武田&今川と結べれば、もはや苦戦する要素はない。
義堯が氏康嫌悪のため氏康は登用出来ないが、北条を倒した時点で勝ちなのでそんな気にしないように。
1547年6月に台風直撃して本拠の農村がぶっ飛んでそこでプレイ辞めようかと思ったのも気にしない。

小笠原家

(難易度上級)
「逃げ上手の若君」で有名になった小笠原貞宗の子孫で、礼法と弓馬術でも有名だが馬術のみ。
林(深志)1城の小勢力、村上と同盟しており武将は8人、能力の高くない混乱持ちが2人在籍。
領内の国衆の従属度は低く出陣まで代官懐柔が合計9回ほど必要。
居城は小城だが最初からほぼ掌握完了しており兵力は2700ある。

北は長尾・南は武田と隣接しており、開始時5城の武田には臣従できない。
武田の隣接勢力で最弱のため開始2か月ほどで晴信(信玄)自ら出陣してくる。
合戦で撃退してもすぐに再出陣されて防戦ではジリ貧となっていく。
北陸に移住しようにもS2村上と異なり城能力が低くすぐ陥落させられる。
状況は非常に厳しい。

(上級攻略例・寿命長寿・新武将なし)
一言でまとめると北陸の覇者・望月武田家。
まず、チュートリアルありで米問屋を建てておく。
また、時間を進めて山内上杉の飛び地の滝山城を武田が攻略するパターンかを確認する(重要)。

開幕で長尾に臣従し親善、村上との同盟が終了し3か月停戦になるので停戦終了後に村上を攻撃する。
それまでに武田の攻撃を2回は受けるので景虎を援軍にもらって合戦で撃退、景虎なら晴信すらほぼ無傷で倒せる。
準備が整ったら自勢力で砥石(上田)・景虎で葛尾(海津)を攻撃、合戦を活用して陥落(小諸は武田が落とす)。
自勢力の武将の能力が高くないため、高能力の村上義清は武田戦で必須。
これで1546年中に3城にできる。
城が増えても武田の攻撃は続くので景虎を活用して撃退しつつ兵力の回復を待つ。
兵力が回復したら上原城を攻撃、威風小を発生させて上原城→高遠城を攻略する。

ここからは残りの武田の城のどこを攻略しても大勢力と隣接し攻撃を受けるようになる。
小諸→北条、松尾(飯田)→今川・斎藤、躑躅ヶ崎→今川とそれぞれ隣接。
目標は47年中に躑躅ヶ崎館の攻略。
滝山城が武田領の場合、北条が同盟終了後に滝山城だけは攻撃するので晴信を引きつけてくれる。
上原から躑躅ヶ崎館まで3郡あるので予め郡を奪っておいて晴信不在の隙をつけば何とか攻略できる。
躑躅ヶ崎館の攻略後は今川が攻めてくるが武田よりは弱いので何とか対応できる。

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47年12月に躑躅ヶ崎攻略、晴信は北条対応に必死。
48年になると望月千代女が躑躅ケ﨑に牢人登場するので絶対に登用する。
能力は村上義清に次ぐし、小笠原が晴信嫌悪のため正室にして千代女と当主を交代する必要がある。
また、千代女が当主だと武田と相性が良いのか滅亡後登用にほとんど成功する。
あとかわいい。
数か月前からセーブデータを残し城主を変えたり城を落とすタイミングを変えたりして何とか成功させよう。

次のタイミングが難しく、滝山で武田北条が争っているうちに小諸・松尾・岩殿をほぼ同時に攻略。
小諸城は景虎の援軍で落とせ松尾城も城主が降伏するため、晴信城主の岩殿攻略がメイン。

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武田滅亡時点、千代女に当主を交代し諏訪姫以外全員登用成功。
小諸はすでに北条に奪われ砥石・岩殿に北条、松尾に斎藤、躑躅ケ﨑に今川が進軍中で地図が真っ赤。

武田の滅亡が見えてきた時点で今度は富山の神保攻略に向かう(画像は椎名領あたりを進軍中)。
本拠と狙われた城から全兵力を出して順次北陸に向かわせる。
S1だと椎名が長尾に従属して蓋をしているので長尾が西進できず勢力が保存されている。
神保は所詮神保なので簡単に攻略できる。
神保の城を落としたら宿老の長時か家老の信定を城主にし軍団を結成すれば武将を避難させられる。
もう1城は晴信などを入れれば畠山も所詮畠山なので簡単に攻略できる。

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富山城に移住完了時点、旧領の大半は北条、一部今川・斎藤となっている。
ここからは朝倉との戦いだが晴信・四名臣以下武田の名将だらけなので宗滴だろうと一蹴できる。
このころの朝倉は六角とも争っているので楽勝、背後は長尾が守ってくれる。

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なお、移住後は長時を解雇すれば離婚でき武田信繁と結婚すれば晴信の忠誠も心配なくなる。
畿内で六角・三好を踏みつぶすも良し、南下して斎藤・織田を呑み込んでも良し。
千代女と武田騎馬軍団で北陸から全国制覇だ。

今川家

(難易度上級)
武田と婚姻・松平が従属、北条とも開始後すぐにイベントで興国寺城の入手とともに1年間の同盟を結ぶ。
義元のほか太原雪斎と一門扱いの武田信虎が強力だが、その他家臣の質は今ひとつで拡大すると城主が悩ましい。

オススメは開幕で松平を飛び越えて織田を攻撃、安祥城での合戦で勝利すればそのまま織田家滅亡まで行ける。
このシナリオの織田は那古野までの所領なので距離が近めのため腰兵糧120日で足りる。
義元は織田家の面々から特に嫌われていないので信長の登用なども問題なく成功する。
信秀の忠誠は3という悲惨な数値だが、手持ちの宗三左文字を授与すれば問題なくなる。
松平は3年後にイベントで吸収できるのでそれを待とう。

次は美濃または伊勢がセオリーだろうが、同盟が切れたタイミングで北条を攻撃するのも方法。
武田と北条の同盟も同時に切れるので、援軍要請のほか武田自身も甲斐方面から北条を攻撃してくれることが多い。
織田を滅ぼすと行動制限が解除されるので北条が関東制覇後は間髪入れず東北も荒らし回るので、早めに潰しておくという選択。
北条を滅ぼすころには東北の全大名はおろか、長尾・斎藤・朝倉あたりまで従属に応じるので東日本の制圧が完了する。
ちなみに近畿で三好、九州で大友が暴れまくります。

織田家

シナリオ名通り信長の父・織田信秀が当主、信長が元服し配下に入った状態でのスタート。
毎度のことながら質・量揃った家臣団と濃尾平野の高出力が大きな強み。
大名時の信長は敵郡を即座に制圧するというチートものの固有能力を持つ。
家臣の昇進・郡の争奪をバックアップする固有政策も新生の特色・織田家の長所とかみ合っている。
ただ今作は過去作に比して他勢力が好戦的で、特に甲相駿三国同盟は恐ろしい勢いで伸び始める。
創造PKのようなイベントでの介助もあまりなく初期城も少ないため、チュートリアル感覚でのんびり進めると後が辛くなる。
シミュレーションゲーム経験者や脱初心者~中級者が遊ぶと長期的戦略の面白さを堪能しやすい勢力といえるだろう。
シリーズ初心者の場合は桶狭間の戦い直前の1560年S3 桶狭間の戦いから始めたほうが低難易度。

序盤の侵攻対象は尾張斯波か松平。
尾張斯波を滅ぼすと斎藤が狙いに来やすく、帰蝶輿入れ(1548年)で婚姻が結ばれるまであしらうか、いっそ反攻しよう。
松平も岡崎1城のみながら、今川の援軍とともに旺盛に侵攻してくるため油断ならない。
合戦を活用して援軍ごと全滅させ、イベントで今川に吸収される前に攻め落として優秀な三河武士を総取りしてしまうのがおすすめ。
桶狭間イベント発生フラグが潰れるが、どのみちそこまで悠長に東側を拮抗させておく暇はない。

武田が好意的な姿勢を見せる(中級で確認)ため、早めに信用を積み上げて同盟や婚姻に持っていきたい。
斎藤を攻めない場合でも、今川との攻防で中立を保ってくれるだけで結ぶ価値が大いにある。
今川は奥に進むほど北条の援兵がうるさくなるので、ほどほどのところで切り上げて北条との緩衝地帯にするのもアリ。
三国同盟が切れないなら他家に滅ぼされる危険もない。
時代によっては楽勝な上洛も、この年代では六角定頼が力をつけ、観音寺城から大軍を動員してくるため一筋縄ではいかない。
加えて同盟国に足利がいる場合すぐ停戦されてしまう。
定頼が寿命を迎えればかなり戦いが楽になるため、そこまでは今川や浅井の城を狙う方がお得である。
浅井を滅ぼすと北に朝倉がいる。
武田は北陸の騒乱に乗じて上に伸び朝倉とぶつかりやすいので、機を見て若狭をぶち抜き、擦り減った朝倉の総取りを狙いたい。

順調にこの辺りまでくればどこの勢力にも勝ち目がある国力になる。
即時制圧と合戦で無双の進撃を行える信長、最高の軍団長秀吉その他強力無比な織田臣下を指揮し、お好みの「信長の野望」を実現しよう。

尾張斯波家

(難易度上級)
清須・犬山を領有する尾張守護で織田家の定番オヤツ大名家。
同盟国もなく厳しい戦いとなるが清須城は全国屈指の豊かな城であるため、序盤を凌げれば意外となんとかなる。
家臣のうち太田牛一・織田信友、国衆の蜂須賀小六はそこそこ戦える。
分割出陣も利用して5部隊用意すれば合戦で織田を撃破して那古野城を奪取することも可能。
織田側も信長や柴田勝家が部隊を率いるわけではないので、部隊能力は領主補正されるものの本人よりは弱い。

ただし斎藤の空き巣狙いが来たり来なかったりするが、ここは運も絡む要素になる。
タイミングが合えば斎藤も合戦で撃退できるので、合戦の腕前が問われるところです。
那古野陥落時に滝川一益が登用に応じてくれてそれ以降が楽になることもあるが、これまた運次第。
ちなみに織田から特に嫌われているわけでもないので滅亡時の登用についてはほぼ問題ない。

松平家

有能な当主&家臣に加え後方を従属先の今川と友好国武田に守られ前方に集中できる等、一城大名としては好条件。
最初の相手は織田しかいないが、単独で戦える訳ではないので今川への親善は切らさずに。
織田vs六角、斎藤vs武田の構図でやりあうので、今川の援軍を求めたうえで織田と斎藤の状況を見て一城ずつ増やしていこう。
開始後数年でイベントで元康が家督を継ぐ事になるが、それまでに織田吸収の目途が立てられていれば先行きは明るいと言えるだろう。
なお今川と手を切ると武田との関係も切れてしまうので、判断は慎重に。

(別筆者の攻略、上級)
一見織田に対抗するには今川の助力が必須なように見えるが、
例によって合戦や包囲ループを使えば織田は自力で倒せる。
混乱持ちの大久保忠員を軸に3,4部隊ほどを出陣させ、来る敵を全員合戦で倒し、城は包囲で落とす。
特に包囲は少数の部隊で行うようにし、兵糧を節約しよう。
これを繰り返せば1546年中には織田を滅亡させられるだろう。
普通の弱小ならばこの間に他の勢力に攻められる可能性が高いが、やはり今川の後ろ盾が大き過ぎる。
この時代の織田は斎藤と結ぶまでに数年かかるため、その点でも横槍が入りづらい。
対織田までは今川との親善はしないでお金をためて開発を進めるのもあり。
合戦&包囲の繰り返しは本拠から離れるほど使いづらくなるので、斯波や斎藤を相手にする時には援軍を使ったほうが良い。

注意点としては、国境紛争を起こす本多忠高は安祥城に置かないで鳴海城に置くこと。
安祥城は地味に岩村城とも接しているため織田を倒しても国境紛争がでてしまう。
また、信秀は野心が高すぎて引き止めるには9等級の家宝が必要と難しい。

斎藤家

史実どおり織田家と同盟しても良いが、この時期の斎藤家は兵力人材とも織田家を圧倒している。
早々に尾張斯波→織田→松平と攻略すればその後の展開はかなり楽。
なお、帰蝶に家督を譲ると女性大名も楽しめる。
些末なことだがこの場合は道三に改名しなくなる(道三は利政、義龍は高政のまま)。

六角家

(難易度上級)
定頼が当主の全盛期時代で、オススメ大名にもなっている。
居城の観音寺城は非常に豊かで最初から4800もの兵数があり、これは本能寺シナリオの安土城と同等。
この後のシナリオでは初期兵数が下がってしまうことから定頼の統治手腕を考慮した補正がなされていると思われる。
ただし台風ですぐに台無しになることもあるので、災害対策は早めに。

定頼自身の能力も高いが戦闘能力はそこまででもないうえ、武将の質があまり良くない。
定頼と、国衆だが武勇知略ともに90弱の百地三太夫の二本柱で侵攻していくことになる。
百地(伊賀)は開始時は援軍不可だが、自動懐柔でもすぐ援軍可能になる。
楽をしたければ開幕時に伊賀上野城の武将の行動をチェックし、懐柔になっていなければやり直そう。

基本的にはどの方向でも拡大は難しくないが、同盟相手がいないため出陣後の横槍には注意。
いきなり東進して長島攻略から織田と開戦するのもあり。
最速で長島城を陥落させれば織田が清須を攻略し消耗したあたりで攻撃でき、合戦一回で織田を半壊させられる。
早期に織田を滅ぼせば今川が北条との同盟を更新しなくなり武田と共に北条の横腹を突いて滅亡まで追い込んだりすることもある。

伊勢長野家

中央にほど近い好立地で、本拠である安濃津城もかなり良い感じ。
そして人材はとても貧弱で周りの勢力はそこそこ強い弱小大名である。
人それを餌という。
しかし大名親子が混乱を持っているのが見えれば、途端になんとかなる気がするのが今作だ。
なお、別に名族ではないらしく威信は低い。

まずは光高の部隊(1郡だけ)を大河内城に進軍させる。
敵が出てきたら稙藤&藤定を出し、混乱フル回転で撃破する。
(稙藤と藤定は別々のタイミングで混乱を発動するように。体力黄色になったら2人目が良い目安になるだろう)
混乱が1人と2人では大きく効率が違うので、結構快適に合戦が出来る。
混乱1回だと相手の体力は黄色止まりだが、混乱2回ならまず赤色になるので、目に見えて楽になる。
撃破後は稙藤&藤定はすぐ帰城。兵糧はできるだけ節約しよう。
その後は大河内を包囲ループ。
包囲時は知略が最も高い(55)藤定をメインで。
その間に国衆やら鳥羽城の軍やらが来るので、その度に稙藤+光高を出して撃退していこう。
(藤定を交代させるタイミングで「放って置いたら落城する」と判断して救援に来るようだ)

大河内城が包囲陥落する一ヶ月ほど前に制度改新を取る。
陥落後、稙藤は隠居して大名を藤定にする(他2人にも隠居すれば宿老を増やせる)。
そして大河内城に稙藤城主で雲林院を領主にし、商人町を作らせよう。
細野は政治がそこそこあるので、北畠にいる政治80の木造さんと合わせて後々商人町作りに精を出せる、
このあたりから今川への親善を開始する。
鳥羽城は今川と同盟の見込が出来るまでは落とせない。
待ってる間、兵糧が溢れそうならしっかり売って金にしよう。
序盤の金は大変貴重だ。
その間に六角が攻めてくると思うが、それほど大軍は来ないので合戦で各個撃破が可能だ。
先述の通り安濃津城は良い城なので、待つのもそれほど苦にならない。

今川との同盟があと4,5ヶ月くらいで結べるようになったら鳥羽城へ。
どうせ包囲ループするので落城までに時間がかかる。
藤定+細野で敵を釣り出して撃破した後、包囲ループだ。
ちなみに今川は鳥羽城を落とした「直後」に攻めてくる可能性が高いので、必ず落とす前に同盟しておくこと。
(ちょっとくらい平気やろと同盟20日前に落としたら1日後に攻めてきたのは流石に笑った)
鳥羽城を落とせたら、晴具を城主に置いて商人町を建てさせる。

その後は六角攻めに取り掛かろう。
三好は行動制限+壁になる大名のおかげでこちらにはこない。
武勇の高い具教の強攻で落としていくか、包囲主体でいくかは状況に応じて判断。
兵を釣り出してからの強攻が一番効率的だが、上手くやれるかどうかはその場次第。
途中からは将軍の調停も来るので仲介避けを使いましょう。
伊賀上野城を取れば超強力な国衆、伊賀衆を味方につけられるので非常に楽になる。
その間、織田が長島城を取った後に斎藤と共同でこちらに攻めてくる。
手強い相手だが兵はそれほど多くないので、各個撃破していけばそこまででもない。
ただし道三隊は非常に数が多いと思われるので、まともに勝負をしないように。
さらに筆者の場合は同時に足利も仕掛けてきた。
足利単体なら大したことはないが、同時はさすがに面倒なので、上手く大名部隊を動かして迎撃していこう。
六角滅亡までいけば、もう何とかなる。

ちなみにS2はやってないが、六角が弱くなっているのでS1より楽な気がする。
状況に大差がないので、そう変わらない難易度だろう。
余談だが、筆者のプレイ時はヤケに藤定が混乱をミスしていた。
相手が名将ならともかく名もなき国衆にもよくミスをしていた。
ちなみにミスをしたかどうかはセリフで分かったりする。
(成功した場合は「敵が乱れてますね」等のセリフが出る。失敗した時はそういったセリフがない)

細川(晴元)家

(難易度上級)
全シナリオ唯一の管領に就任しており、威信は非常に高い。
城は伊丹・花隈の2つで武将も弱いが、自勢力より遙かに大きな三好家を従属させているのが最大の特徴。
この時期の畿内に三好兄弟や松永久秀に対抗できる武将はほぼいないので、援軍を最大限に活用しよう。

約1年半後の47年5月までに細川典厩家を滅ぼしておかないと「細川晴元失脚」で三好が独立してしまう。
三好に独立されてしまうと、特に上級だと矛先を向けられ非常に厳しくなるので、事実上のタイムリミットに近い。
細川典厩も芥川山・八木・信貴山の3つで武将も弱いが、筒井等との同盟が厄介。
特に筒井順昭は統率80超えのため援軍に来られると自勢力では歯が立たないので、三好頼りになる。
幸い、三好は行動制限がかかっているが後のイベント発生のために高屋城を足がかりに細川典厩に対しては積極攻勢に出る。
後のことを考えるとあまり三好任せにせず細川典厩の城は自勢力のものとしておきたい。

細川典厩さえ滅ぼせば三好が従属したままなので,従属させている三好に保護してもらいながら(すごい字面だが)拡大していこう。
やはり対織田を睨み、四国と山陰は従属で済ませて早めに東へ拡大していきたい。
ちなみに開幕から斎藤と親善を続ければギリギリ輿入れ前に帰蝶を横取りできるので対織田戦が楽になる。
ただし、三好・斎藤と親善することになるので先に市を掌握するなどしても資金繰りはギリギリ。

なお、46年12月にイベントで二条御所が自勢力のものとなる。
細川家プレイだと手放すことはないので、城主は空けておいて鈴木や足利を滅ぼした後に佐大夫や義藤(義輝)に務めてもらおう。

赤井家

(難易度上級)
家紋の鳥の顔がお茶目な「丹波の赤鬼」赤井直政の家、この時代は父親が当主。
小城1つの小大名で外交関係は皆無、官位役職もなしで混乱・撹乱持ちはいない。
父・兄・叔父と4人チームで統率82武勇93知略85攻勢牢固城乗全て3となり、この時期の近畿では無双状態。
ただし、武将数が少ないので城が増えるとすぐ離ればなれにせざるを得なくなる。

ポイントとなるのは三好対応。
三好はイベントのための行動制限があり,拡大のパターンが決まっている。
①高屋攻略②芥川山攻略③47年7月にイベントで伊丹・花隈・信貴山・八木を入手、と拡大する。
引き籠もっても③の時点で隣接するので攻撃されてしまう可能性が高い。
臣従しても良いがつまらないので三好に対抗できるよう急拡大していく方針がオススメ。

開始したら隠居2回で宿老3人で直政を当主にし、資金を見ながら足利と親善。
周辺の大名家は直政と比べると圧倒的に下なので、混乱・撹乱なしでも合戦で踏みつぶしていける。
開幕で波多野を攻撃、「青鬼」籾井教業は必ず確保、籾井は代官で侍大将まで昇進させる。

次は46年12月までに一色の建部山と細川典厩の八木を攻略、どちらも簡単に踏みつぶせる。
八木城の国衆「須知衆」は武将なしだが戦法が混乱なので、急いで懐柔する。
これら3城には宿老3人を入れ、行動管理で農村を掌握してもらう(八木は懐柔後)。
宿老が掌握する場合は知行全てが掌握を選択するので、一気に兵が1000ほど増える。
荻野秋清は国境紛争を発生させるので後の展開を考えて八木城に入れる。

46年12月にイベントで二条御所が細川領になるので攻略、籾井が侍大将になり次第城主にする。
建部山・八木・二条は全て直政単独+国衆で攻略し、宿老の内政を止めない方が良い。
また、ひたすら出陣なので本拠から出す部隊は極力兵を少なくしておかないと兵糧が厳しい。
この時点で三好は芥川山まで来ていることが多い。

47年5月に「細川晴元失脚」で三好が細川の伊丹城を攻撃するが、それをさせないのがポイント。
あらかじめ城周辺の郡を制圧、国衆2つで部隊を右往左往させれば城の隣の郡まで制圧できる。
ここからタイミングが難しいが、7月直前に小部隊で合戦を駆使し細川の伊丹城を陥落させる。
花隈から細川の奪還部隊が出ている状態で7月を迎えるとイベントで花隈城が三好領になり迎撃部隊が消滅する。
花隈が三好の飛び地になり兵も激減している状態になるので攻略する。
「飛び地の三好領が攻撃されている」ので、花隈陥落まで増援は来ないし三好からの攻撃もない。
花隈を陥落させた時点で足利と同盟できていれば、三好から攻撃を受けない規模まで拡大完了。

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2年と少し経過時点。
若狭武田も攻略しており、ここまで来ると三好の侵攻は完全になくなる。
あとは赤鬼の実力を思う存分発揮していこう。
余談だが、統率94武勇94攻勢牢固城乗全て3を「一人で」実現する吉川元春がいかに破格かを実感できます。

本願寺家

本願寺証如が当主で、顕如が元服する(証如が寂する)のは1554年。
下間頼廉も拾えるようになるのは途中からで、序盤は願証寺蓮淳や杉浦玄任、代官で武勇を補強した証如を主軸に戦うことになるだろう。
越中と長島に飛び地領があるが、長島は真っ先に斎藤に呑まれる(織田の拡大に対して蓋になる位置なので後々を考えるとむしろ斎藤領になる方が有難い)うえ、越中も今作の仕様かつ上級では朝倉の攻勢を生き残るのは至難の業。
一時的に収入が増えているだけの一城大名と捉えた方が良いだろう。
4郡しかないことをツッコまれやすい石山だが郡当たりの出力は高く城下施設スロットも十分、おまけに固有政策に対応する寺が2つもあり、本願寺の本拠としては理想の立地と言って良い。
初期でも十分発展しているため、早期に郡開発を完遂して寺を置き固有政策を発令するだけで一万近い兵力を持つ要塞が出来上がる。

立地を見れば一目瞭然だが、三好の来襲にどう対処するかが最初にして最大の問題。
本願寺も周囲の大名もどちらかと言えば文官寄り、蓮淳や筒井順昭など寿命の短い者も多く、序盤の戦いで後れを取りにくい一方勢力を吸収しても武官不足が解消されにくい。
そんな状況の中で統率武勇90近い部隊が複数、行動制限によって温存された兵数で集中的に襲ってくる。
名目上とはいえ初期の城数が多いため初手臣従も使えない。
ステータスが高くとも足止持ちだったり、専用戦法が強力でも赤忠誠(義理ワン)だったりするので合戦では多少脅威度が落ちるのと、鈴木佐太夫が援軍に来てくれるのが救い。
初手で畠山の城を奪った後、筒井を圧迫しつつ三好の侵攻を誘い、合戦からのカウンターで岸和田城を狙いたい。
兵数不足であろうとも長慶の居城。取るには手間がかかるが、洲本に追い出せば防衛は格段にやりやすくなる。
雑賀城は自分の一城と考え、最大限の兵力を引き出しつつ、無益に消耗させることのないよう心掛けたい。

だがその後も三好は執拗に海を渡って攻めてくるうえ、歴史イベントでこちらが取りたい両細川家を先んじて吸収してくる。
「細川晴元失脚」発生後に速やかに細川晴元家攻めに移行できるよう、イベント表を見つつ準備を整えておきたい。
吸収前に城を取るのでも良いが、包囲中に吸収が発生すると城主がモブ城代のまま固定されるため、実は吸収の瞬間が最大の好機。
合戦で事前に細川晴元家の兵数を減らすのも効果的である。
逆にそのチャンスを逸すると十河一存などが城主に入って暴れ出し面倒なことになる。

外交では対三好防衛の観点から鈴木家への親善を欠かさないのは勿論だが、三好を撃退しつつ畿内小勢力を平らげるという方針上、戦いたくない所にもう一本同盟するのが望ましい。お勧めは六角。
こちらが西を固めると呼応して東近畿全域を抑え、東国勢力に対する屈強な壁に成長してくれる。
後年のシナリオのように足利と結ぶのも有力だが、六角と同盟して援軍を封じた上で足利を滅せば、寿命の長い武官である足利義輝や細川幽斎が手に入る。
六角からの停戦は食らう点は考えねばならないが。

人材が欲しいのはやまやまだが渡海して三好の高能力の城を落とすことは困難を極める。
花隈・洲本まで取ったら、四国の三好は後回しにしてどんどん西進しよう。三好と決着をつけるのは中国地方を制圧してからだ。
東国情勢に介入できそうなタイミングも来るが、織田を滅ぼすと北条の行動制限がなくなり東北・上杉を併呑して対処不能なサイズと化す(1敗)。
やはり東は六角に任せて西の支配に注力すべきだろう。

浦上家

城が2城しかなく、赤松に従属しているため外交が不自由と浦上の中では最も状況が悪い。
とはいえ赤松は防衛に使えるし、武将や戦力もそこそこはあるのでそこまできつい大名でもない。
毛利はまだ拡大まで時間がある。
三好は距離的に四国の領土以外からはあまり来ないので、思ったほど攻めてはこない。
本拠の天神山城も大農村2つを抱えるとても良い城だ。

まずは無能な大名の政宗から混乱持ちで能力もそこそこな宗景に隠居。
国秀を経由して宿老を増やしておこう。
さらに邪魔でしかない浮田国定を解雇。
直家は津山城の城主にしたいので、岡山城の城主は国秀で。
岡山城はできるだけ国衆親善をさせ、塩飽水軍を早めに懐柔しておきたい。
直家の忠誠用に9等級の家宝が欲しいが、三好の流言で長船あたりが離脱しそうになるので、10等級の家宝を先に買うことになるだろう。

初手は津山城攻め。
虎倉衆は兵が少ないながら優秀な頭領伊賀久隆がいるので非常に役立つ。
迎撃部隊を合戦で倒し、包囲で落とそう。
直家の知略ならばすぐ陥落する。
津山城攻略前くらいに制度改新を取り、商人町を建てる準備もしておく。
津山城は直家を城主とし、商人町を建てさせつつ三星衆への親善をさせる。
この後も積極的に商人町を建てさせていかないと、家宝を買う前に直家が出奔してしまうので注意。

次の攻略目標は三村。
同様に合戦&包囲で攻略していく。
直家なしでも知略70前後の武将が多く相手の知略は低いので、そこまで時間はかからない。
ただ1人の包囲だと時間がかかるので、伊賀久隆+長船のように2人は持っていっておきたい。
三浦は尼子本土と接する事になるので一旦避ける。
ただし秋あたりになると尼子が三浦を攻める可能性が高いので、
空いている郡の部隊を使って空出撃させたほうが良い。
三村攻略後に三浦を攻めよう。
三浦攻略中に尼子が来るかもしれないが、神辺城以外は距離が遠いので各個撃破がしやすく、赤松の援軍も間に合うので問題ないはず。
ただ同時に三好や山名が来る事があるので、その場合は三浦攻略を一時中断してでも撃退しにいこう。
三好や山名は天神山の近くから攻め入ってくるので、合戦がしやすいのは救い。

三浦攻略まで来ればかなりの地盤になるので、尼子や毛利とも正面からやっていけるはずだ。
武将の質という点では直家以外はそこまでなので、混乱を軸にした合戦で上手く削って攻略していこう。

安芸家

三好に臣従できないという理不尽。
S2の攻略通りの初手長宗我部攻めで包囲ループに持ち込めるが、三好に攻められて安芸城が先に落城してしまう。
なんとか岡豊城落城までの時間が稼げれば…
というわけで、郡開発は市でも農村でもなく砦。三好との国境にある3つの郡に1つずつ、初手から開発を進める。
開発が完了すると、砦の効果(制圧時間増、反撃)を考慮するのか三好が出陣してこなくなり、岡豊城を落とすことができる。

1547年5月を迎えるとイベントで三好が細川から独立するので、臣従が可能となる。
ただし、三好が畿内で拡大していない場合(城数+2未満?)、本山も滅ぼしてしまうと5月時点では臣従できない。
三好とガチるつもりでなければ、滅ぼすのは臣従後が無難。

毛利家

当主元就は言うまでもなく強いし、隆元・元春・隆景の三兄弟に乃美宗勝と配下も中々優秀。
尼子から如何に領土を切り取るかがポイント。武将の質では勝っているので、吉田郡山城の兵をひたすら増やして敵にぶつけていきたい。
尼子攻めは条件を満たすとイベントで隆元が死亡してしまうため注意。
中国地方をある程度抑えた後の攻め先は自由。畿内方面の方が弱小勢力がごった返していることが多く、攻略は容易か。
島津・立花・長宗我部と、寄り道するメリットも勿論大きい。面倒と思ったら同盟してしまおう。

(上級)
宿老で高能力の隆元を死なせないように尼子攻略することも可能。
条件を整理すると「尼子家の城が3以下で戦闘状態(尼子領が赤色)になると死亡」。

開幕に全兵力出陣して比叡尾山城付近で威風中の合戦。
兵力差は倍ほどあるが元就が非常に強いので元春と隆景抜きでも部隊数を揃えれば苦戦しない。
威風で比叡尾山城を奪い、余力で山吹城と神辺城も落とす(残り城4)。
兵力が回復したころに尼子は高田城を攻略する(残り城5)ので月山富田城を空き巣する(残り城4)。
そうすると周辺大名が連動して三刀屋城以外を攻略するので尼子の城数が1になり従属させられる。
後は従属吸収で無事達成となる。
イベントoffにしたくないなら参考に。

尼子家

早期に毛利を攻略してしまえば一大勢力の誕生で、それ以降は毛利よりも楽。
開幕に全兵力出陣して吉田郡山城付近で合戦。
兵力は毛利家の倍近くになるし部隊数もこちらの方が多いので、いくら元就が強いといっても苦戦しない。
威風で城周辺の郡を奪ってボロボロの吉田郡山城を奪取し誠久に任せれば優勢が確定する。
あとは隙を見て毛利家の城を攻略していけば良い(移転した元就の居城は硬いので最後に回す)。
同盟相手の大内家は西進に夢中でほとんど妨害されない。
なお、元春と隆景が登場しても城を増やされない限り城主に任命できる城がないので脅威ではない。

大友家

開始時点で九州最大勢力、加えて威信が異常に高い。
周囲の弱小勢力はどんどん勧告に従うので、一部反抗的な大名以外は従属させておけばいい。
それらを動員して北九州を狙ってくる大内への備えとし、一族が出そろう前に島津を叩き潰す。
どうせ当面の間は本州四国は遠すぎて九州からはろくに攻め込めないのだし、
さっさと総なめした後にじっくりと腰兵糧関連の内政を充実させてから遠征を始めれば良い。
なお二階崩れの変は条件がとても緩くほぼ確実に発生してしまうため、優秀な当主を失いたくなければ設定で停止しておこう。

(難易度上級)
上級でもかなり難易度は低め。
最初から九州で外交関係が存在しない大名のうち阿蘇・島津・相良以外は従属に応じる。
さらに、大内に従属する城井を滅ぼし大内を九州から追い出すころには島津を含め九州の全大名を従属させられる。
開幕出陣して威風中の合戦で早々に立花山を奪ってしまえば事実上の九州統一まで1年もかからない。

四国についても最初から西園寺が従属し、威信の高い一条を滅ぼせば三好以外の四国の全大名を従属させられる。
あとは中国に侵攻し、大内→毛利→尼子と潰していけば西日本の覇者にまっしぐら。
早めに大内に圧力をかけていけば毛利が援軍に兵を回すことを強いられて拡大しづらくなる。
なお,元就・元春・隆景は宗麟嫌悪のためほぼ登用に応じないので、配下に加えたければ義鑑の代のうちに速攻する必要がある。

少弐家

(難易度上級)
元寇で名を馳せた鎌倉時代からの名門だが、官位や役職はない。
龍造寺に離反されたが2城対1城でこの時期はまだ龍造寺より勢力が大きい。

外交関係が最悪で同盟はなく、大友・大内は不信、島津は敵視。
最初から大友・大内と隣接しておりたびたび交戦することになるので同盟締結はまず無理。
北上してくる島津と合わせて3大勢力相手に立ち回ることになる。
人材も一流どころはいないが、混乱の小田・撹乱の神代の存在が大きい。
能力もそれなりに高いので、当主を加えて3人チームで合戦するのが基本になる。

開幕で龍造寺を攻撃、小兵力の3人チームで迎撃を誘発し合戦で撃破すれば簡単に攻略可能。
隆信は嫌悪で登用に応じず、今後も厄介なので処断しておくのがお勧め。
続いて大村や松浦といった小勢力も同じように攻略していける。
最初の1年くらいは大内と大友で喧嘩しているので横槍の心配はあまりない。
蒲池の柳川城は喧嘩しているうちに攻略しよう。

大内が岩屋を攻略し大友が城井を滅ぼした辺りで喧嘩が一旦落ち着く。
引き続き大友・大内でも交戦するが、どちらも基本的にこちらを狙ってくる。
島津が拡大して隣接するとそこに島津も参戦してくることになる。
ただし、このシナリオの相良は強めで島津の攻勢をしばらく持ちこたえてくれる。

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3年経過時点、まだ相良が頑張っている。
開始からひたすら金銭を貯めて、できるだけ早く柳川か佐嘉に本拠移転しよう。
この2城は豊かで兵数5桁まで伸びるので、兵数を増やせば侵攻されにくくなる。
50年に二階崩れ、51年に大寧寺で大友大内が弱体化するので、そこまで耐えたら攻勢に出よう。
阿蘇が島津から攻撃を受け始めたら必ず自分で滅ぼして甲斐宗運を配下にしたい。

とにかく攻めも守りも小兵力の合戦で兵の減少を抑えて侵攻される回数を減らすのがポイント。
撹乱と混乱を思う存分活用しよう。

ちなみに、絶望的な状況に見えるS2少弐の方が実は攻略が楽。

蒲池家

全シナリオで大友に臣従している、「そんな大名あったっけ?」と思ってしまう大名。
とはいえ九州最強の大友と結べている上に近隣の大名もそれほど強くないので、難易度は意外と低い。

初手は龍造寺攻撃。
混乱持ちがいないが初期兵力はそこそこなので合戦で迎撃部隊は倒せる。
その後は包囲ループで苦もなく落とせるだろう。
龍造寺の次は弱い&距離が近い部類&混乱持ちがいる大村狙い。
その後は少弐…と弱小大名を倒していけば苦労する所もない。

龍造寺を滅ぼせば強い隆信が加わる上に周りに強い城主はほぼいないので、強攻による早期攻略も狙える。
家兼は寿命長寿ならしばらく商人町作りをさせられるが、史実ならすぐに亡くなるのでいないものと思うべきか。
隆信も忠誠が低いが、早めにお金をためて9等級家宝を買って引き留めよう。
家兼抜きでも周りは政治力高めの大名が多いので商人町作りはスムーズ。
政治補佐用の武将もそこそこいる。
ただ有馬晴純を筆頭に忠誠の怪しい武将が多いので、頑張って家宝を買って引き止めを図る事になる。
流言を食らったら諦める。

隙があれば岩屋城や立花山城も狙っていく。
大内も主力は遠いので大友の助力もあればそう厳しくはない。
門司城以東は遠いので大友に任せるのをオススメする。
宗は悩みどころだが、暇があれば倒しに行き、面倒なら後々従属させよう。
相良は結構長い間耐えてこちらにちょっかいを出す事もあるが、
倒す際は島津の攻撃に便乗して漁夫の利を得たい所だ。
相良攻略後は人吉城に本拠を移して島津攻撃へ。
ここまで来れば島津や大友もそう厳しい相手ではないだろう。

他シナリオでも大体一緒の展開になるだろうが、S2以降は龍造寺が強くなる。
とはいえ代わりに混乱持ちが家臣に加わるので難易度はトントン程度。
ただしS4については今山の戦いの影響で強制停戦となってしまい、
龍造寺速攻が出来ないので難易度が上がる。
S5ではそもそも滅亡しているので極端に難しいシナリオはない。

阿蘇家

(難易度上級)
阿蘇神社大宮司で守護神・甲斐宗運を擁する。
基本的に小城1つの小勢力だが、このシナリオのみ隈本城も領有している。
人材は甲斐宗運の知略94での混乱のほか、大名親子も含め混乱持ちが3人もいる。
外交関係も良く、島津から敵視で同盟相手もいないが大友・龍造寺が常に友好。
特に大友は同盟さえ結べば相手から更新を申し入れてくるので信用を消費しない。
島津四兄弟も元服前なので,全シナリオで一番難易度は低い。

戦闘は基本的に大名親子+甲斐宗運の混乱トリオで合戦していこう。
知略94・71・57と適度にチャージタイムが違うので細かく操作しなくても混乱が長持ちする。
57の阿蘇惟将はよく失敗するがご愛嬌。

開幕で大友と親善しつつ同盟前に大友に従属する蒲池を滅ぼしておこう。
甲斐宗運は隈本城に配置すれば、城主外し出陣で兵力多めの部隊として使える。
本拠でも良いが、本拠は大名親子の混乱2部隊としたいのでこちらがオススメ。
同盟締結までに大友に攻撃されることはない。

蒲池を滅ぼしたら大友と同盟し、相良を攻めるが、混乱トリオで難しくはない。
相良を滅ぼしたら義滋・晴広が加入し混乱持ちが5人になる。
島津戦では大混乱祭りを開催し、鬼島津が元服する49年までに滅ぼしてしまおう。
島津日新斎も混乱持ちなので、南九州制覇時点で混乱持ちが実に6人になる。

あとは九州の諸勢力を滅ぼし、東進していくのみ。
甲斐宗運と島津日新斎の高知略混乱コンビは強い。
大友の立花道雪は混乱キラーだが、その頃には勢力差が逆転しているので問題ない。

なお、年代が進むにつれて難易度が上がっていき、本能寺シナリオの難易度は非常に高い。

相良家

(難易度上級)
人吉城1つの勢力だが、人材の充実度はこのシナリオが一番。
相良義滋・晴広・治頼は皆知略70前後で戦法が混乱・混乱・撹乱と非常に優秀。
他の人材も人数は多くないが犬童、深水、上村、竜騎兵の赤池とほぼ全員が有能。
上村の忠誠の低さも一門扱いで補えている。

相良の3人でチームを組んで島津に速攻をかけていきたい。
島津はまだ四兄弟がいないが、日新斎の混乱が脅威で3城まとめて合戦はさすがに無理がある。
工夫して2回に分けて合戦すれば問題なく勝てる。
上手く攻めれば1年ほどで島津を滅ぼせる。
じっくり攻める場合でも鬼島津が元服する49年までには滅ぼしておきたい。

人吉城は奥まった特殊な立地なので島津への出兵を続けても阿蘇に攻められることはまずない。
ただし犬童が流言で引き抜かれやすいことに注意。
出水城を落としたら盛名持ちの治頼を城主にして犬童を入れれば青忠誠になるので安心。

阿蘇も攻略は難しくないが大友と接することになり、上級だとがんがん攻め込まれるので要注意。
肝付など大友と接しない勢力や城を攻略してからにした方が無難。

なお、当主義滋と治頼は開始年に寿命で病死のはずだが不自然死設定になっているのか長生きする。
また、これ以降の年代の相良は人材が減り島津に四兄弟が登場と難易度が上がる一方となる。

島津家

開始時点ではまだ優秀な息子達がおらず物足りない陣容だが、すぐに成人して幕下に加わってくれるので心配ない。
なんなら義弘が成人し次第家督を譲り、強力な当主と優秀な宿老を獲得しても良い。
国力や人材の質・量ともに周辺勢力を上回っており、加えて強力な鉄砲も使えるため序盤の拡大には苦労しない。
問題は大友と隣接した時。
合戦を活かせば十分に対抗可能なものの、阿蘇家など大友と友好的な勢力も攻撃を仕掛けてくるため防衛の手が足りない。
早いうちから毛利と同盟して仲介を使えるようにしよう。
二階崩れの変が起これば大友は威信がガタ落ちするので毛利くらいの威信なら仲介可能。
九州を制覇したら四国→中国→近畿と進んでいこう。

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