勢力図

1556年3月

兄弟相克.jpg

シナリオ概要

パワーアップキットプレオーダー特典で選択可能のシナリオ。(ダウンロード版のみでパッケージ版には付属しない)
2024/3/27より有料配信開始(495円)。
織田(弾正忠)家内の覇権争いが信長と信勝に絞られた状況で、織田家と織田信勝家に分裂している。
他には大内家が滅亡寸前だったり、武田家が拡大していたり、尾張統一から勢力図が変化している。
織田信勝家はこのシナリオ限定。

勢力別攻略

最上家

(難易度カスタム(基本は超級だが災害なし・敵の掌握速度は普通で設定)・寿命長寿・討死なし)
PKで超強力な固有政策と有用な名所をゲットした最上家。
相変わらず無能な義守と付き合わなくてはいけない年代。
義光が最も遠い信長元服が一番難易度が高そうだが、
信長元服は伊達の分裂や長尾が来るまで時間があるなどの点で実は楽。
尾張統一とこの年代はほぼ同じ状況だが、義光が来るまでの時間が短いので精神衛生上こちらの方が楽。
以下、早い年代での最上の長所。
・初期威信が高い上、役職での威信なので隠居しても引き継がれる
・威信の高さで初期金銭が豊富&制度改新も取りやすい(部将1人なので早期の身分上げを行いたいが)。
・周囲に弱小勢力が多く、伊達も抜けた強さはない。
・大名はともかく、天童兄弟や氏家親子は優秀。
余談だが、後者の年齢差より前者の年齢差の方が10以上大きい。

初手は長尾と同盟を狙って親善。
制度改新(弐じゃない方)も出来るだけ早めに取っていこう。
そして混乱の確保のため小野寺家へ。
上手く迎撃の兵を出させて合戦で倒し、天童兄の強攻で兵0落城させるのが理想。
大宝寺は長尾の防波堤にもなるので無視して大崎&葛西へ。
伊達の援軍ごと合戦で逐次倒していき、隙あらば利府城や米沢城にも攻撃だ。
その後は伊達を攻める。
連戦で兵や兵糧が不足しがちなので、制度改新による領主の移動と分割出陣を活かした少数兵の包囲をメインにする。
初期威信の高さから、伊達攻めの途中あたりで斯波は従属させられる。
大宝寺は筆者は従属させたが足枷になったので、伊達攻略後くらいに滅ぼす事を推奨。

伊達攻略後は長尾と同盟を結んで南下。
後の北条対策で武田とも同盟を目指して親善しておこう。
他、政治90の能弁持ちで高官位の伊達植宗は朝廷交渉で大活躍する(能弁持ちを追加で1人つければ1月15の上昇量で七ヶ月で官位が取れる)。
有用な奉行持ち共々早めに部将にしたい。
北は従属させられるようになり次第従属させる。
安東&蠣崎は関東進出前には従属可能(安東と蠣崎の同盟は延長されない)だが、南部は大分後になる。
蠣崎は家宰が非常に優秀なので吸収せず残そう。
浪岡も家宰が優秀だがこちらはほぼ確実に南部の攻撃で滅んでいる。
南では同じく家宰が非常に優秀な相馬は従属のまま置いておく。
岩城も従属で良いだろうが、他は進路上滅ぼしたほうが良い。
田村も優秀な家宰があるが進路上邪魔で外様枠も蠣崎&相馬で埋まるため、滅ぼして家老まで育てて自家で使わせよう。
他、二階堂家には伊達阿南がいるので二階堂盛義を解雇か処断して縁組すれば伊達を一門にできる。
ただし忠誠が高いので運次第。
立石寺のおかげで確率は上がっているはずで、筆者は無事登用出来た。
注意点としては、義守の正室にすると義光に隠居した際に一門から外れて忠誠にマイナス補正がかかること。

その後は佐竹や宇都宮を滅ぼして北条との対決になるが、PKの北条はそこまで強くないのであまり問題ないだろう。
太田やら長野やらの外様も含めた家宰効果でその内実は大分変わってくるが。
里見はほぼ確実に城累固守優の家宰を使っているので非常に固く厄介。
北条もまず里見は滅ぼせない。
里見は北条滅亡後あたりに従属されられるはずなのでそれで吸収待ちでいいだろう。

1560年になれば義光が来るので、凡将にはさっさと退陣してもらおう。
他に気をつける点としては、忠誠の低い武将が多いので初期金銭を活かして家宝をいくつか買っておくのがオススメ。
筆者のプレイの場合は伊達が9等級の家宝3つを買っていたのでおいしくいただけた。
おかげで晴宗の忠誠確保は少し大変だったが。
米沢城や黒川城への開発を兼ねた本拠移転も行いたいので、あまり無駄遣いするのも考えもの。
伊達を滅ぼして政治の高い武将を大量に得た後は商人町をどんどん作っていこう。
どうせ東北の奥地では後々兵を出すこともないのだし。

斎藤家

息子との対立が隠し切れなくなった道三率いる斎藤家
何もしないと道三の子→長良川→放浪の明智と連続イベントが発生し、優秀な武将が続々といなくなってしまう
流石にそれを許容することはできないのでスタートすぐに道三は隠居してしまおう
連続イベントは発生しなくなるし、織田信長家との婚姻同盟も結んだままになる、信長との対立ルートは桶狭間シナリオで堪能しよう

外交的には武田が脅威になるので同盟を結んでおくために親善を行いたい
また岩村城は武田・今川と隣接扱いで非常に危ないのでさっさと貢物で武田家にプレゼントしてしまおう

初手は長島城及び那古野城、この2城を攻略しておけば信長は勢力を広げることができず、いずれ従属させることもできるようになる
那古野城は張り付く部隊を調整して今川が鳴海城を落としてから攻略できるようにしよう、特に柴田勝家を登用できれば非常においしい

ここで今川と隣接してしまうので問題は今川対策になるが、普段は行動制限の影響で引きこもって内政をしているおかげで強大な勢力になっているが
スタートしてすぐは各城の兵力もそこまで多くないので、あまり怖がる必要はない
兵糧がある程度回復したら今川領になっている鳴海城へ、鳴海城西で威風小を発生させ、安祥城まで攻略し、安祥城を返還して停戦を行おう
城を返還するので最低でも18か月、欲張れば30か月の停戦も不可能ではない

順調にいけば11月ごろには武田と同盟を結べるようになっているので、これで東と南は一時安全になるので上洛を視野に入れていこう
浅井は久政が大名なので朝倉の援軍を含めて威風小から各城強攻で簡単に滅亡させられる

その次は六角、国衆含めて8部隊用意してくれるので亀山城付近で威風中、こちらの国衆や適当な部隊で日野城・観音寺城も包囲して落城させられる
合戦に参加した部隊はそのまま三好の勝龍寺城へ、この時信長に援軍を要請しておくとよい、本人が大部隊を率いて出陣してきてくれ、三好との威風大合戦で非常に活躍する
三好との威風合戦さえ勝利してしまえば敵はいないだろう、二条御所を攻城戦で攻略し(信長の援軍はここでも非常に役立つ)、周囲の小勢力を従属させるなり攻略するなりして
三好、今川、朝倉、本願寺、北畠と従属に応じない勢力は順番にたたいていけば問題ない

また、寿命史実の場合は61年に高政が死亡するが、その場合は一度隠居した道三が再登板することができる
不自然死設定のため70歳程度まで存命なため、必死に急げば大名道三でクリア条件を満たすことも不可能ではない…かもしれない

織田信長家

この作品の主人公といえる信長だが、このシナリオではいまだ家中を統一できていない
また、桶狭間イベントまで4年ほどあるので、桶狭間シナリオよりも難易度はいくらか上である
それでも配下武将たちのスペックの暴力で戦い抜くことができる

開始と同時に犬山城の空いている領地に適当な武将を入れ、那古野城・鳴海城に向けて8部隊以上で分割出陣を行う
この時信長を先行させ、ほかの部隊を時間差で進撃させるとどちらの城からも迎撃部隊が出てきてくれるので、合戦で撃破し城も簡単に落とせる
城を落とした後部隊を帰還させると間違いなく今川家が攻め込んでくるので、鳴海城を差し出して停戦することは可能である
が、せっかくなのでそのまま部隊を帰還させず、城上待機などを利用して今川領へ進軍する
こちらの兵力が少ないため、相手の迎撃部隊も最低限しか出陣してこないため、合戦を利用して威風小を起こす
すると安祥城・岡崎城が裸同然になるため、どちらもそれほど苦労せず落とすことができる

PKDL2織田信長1.jpg

その後は信長の固有特性である覇王を利用して相手部隊に接触しないように領地をどんどん削っていく
適当なところで今川家と停戦交渉を行えば領土返還で最長で30か月の停戦を行うことができる

そうすれば南をしばらく気にしなくて済むようになるので、美濃・伊勢・近江など好きなところに攻めていくことができる
さすがに武田の騎馬隊は怖いので、親善して同盟しておくほうがいいだろう、同盟の継続は向こうから打診してくることも多い

また、岡崎城まで取ってしまうと桶狭間イベントが発生しないため、どうしてもイベントを起こしたいなら安祥城までで我慢するのも一つの手ではある

尼子家

1553年に続いてお勧め大名家。
星1「簡単」と書いてあるが状況は厳しい。
初期4城だが高田城は飛び地で役に立たない。
毛利との勢力差が決定的となっており新宮党事件で一門二人を失っている。
有能な本城常光は組頭、河副久盛は高田城の領主で戦力にできないのも痛い。

(攻略例・超級長寿・合戦範囲広い)
乾坤一擲の大合戦を仕掛けるのがおすすめ。
津和野城は防衛設定で吉川元春がおり吉田郡山城だと陥落不可との判断で迎撃に出てくれないので狙うのは比叡尾山城一択。

PKDL2尼子改1.jpg

開幕で国衆含め全軍を出し作木の郡で合戦を仕掛ける。
本拠部隊は画像のように本城1800晴久2400に分けること(部隊数を水増ししないと勝てない&この分け方でないと陥落不可の判断で防衛部隊がやってこない)。
アップデート前は大戦場②だったので勝利が困難だったが、戦場の変更により威風強合戦でも勝てるようになった。
ただしこちらは9千(国衆2部隊)、毛利は12部隊1万6千ほどで元就本人と小早川隆景がおり合戦の難易度は高い。

PKDL2尼子改2.jpg

退き口を全破壊するか、片方破壊+要所すべて制圧+一部隊撤退で勝利できる。
合戦のポイントとしては左の敵部隊を一か所に集めること、右の鼓舞を制圧すること。
画像のように牛尾をわざと挟撃ポイントに置けば左の敵部隊は挟撃しに突っ込んでくるので別動隊が脇をすり抜けて退き口を破壊に行ける。
鼓舞に関しては小早川隆景が取りに来るが、画像のように二か所から挟み込むように叩いていれば「挟撃を避ける」という思考になり奪取をあきらめてくれる。
左は牛尾、右は晴久+鼓舞で耐えつつ退き口を取る方針となる。

PKDL2尼子改3.jpg

威風強で4城手に入り毛利の全城が動揺、元就がこもる吉田郡山城も兵力が激減するので包囲ループで落とすことができる。
城能力が高いので時間はかかるが動揺効果もあり毛利を滅ぼすのは苦労しない。

ただし毛利を滅ぼしたとしても元就は嫌悪で登用できず、息子たちも忠誠が高いので滅亡時登用に失敗しやすい。
どうしても手に入れたければ降伏勧告からの従属か全面降伏が必要。

基本的に尼子家は年代が下るほど難しくなるが、60年シナリオでは当主が寿命寸前な代わりに飛び地がない+山中鹿之介がいるので難易度的にはどっこいか。
動揺があるので無印より楽ではあるが、どうしても勝てないなら(尼子的にどうなんだという気もするが)PKで追加された「貢物」を使って毛利に城を献上し、従属して拡大するのもあり。
新宮党には地味に固有セリフがあったりするので、尼子初心者(?)なら53年以前のシナリオで新宮党事件のイベントをオフにして遊ぶ方が楽しめるかもしれません。

大内家

3城まで減り武将も陶晴賢はすでに亡く人数もわずか4人と末期の大内家。
対する毛利は8城と圧倒的勢力でしかも恨まれているため臣従も停戦も不可。
しかも常時、毛利から煽動の乱れ撃ちを受ける。
大友と同盟し城井が従属だがほぼ意味はない。

攻略例1(九州移転)

毛利と正面から衝突するのはかなり厳しく、仮に前に進めたとしても武将数も増えないので滅亡までもっていくのは相当困難
かといって臣従も停戦もできないので、豊富な金銭を活用して以前のタイトルで概念としてあった「引っ越し」を考えたいところ
しかし初手から攻撃できる最も近い勢力は少弐家であり、兵糧の関係で攻略は難しい
ただし、すぐ南に大友家に囲まれた弱小勢力が存在している

(超級・長寿・新武将なし・編集なし)
初手で城井家に対する従属関係を破棄
大友の態度は悪化しないので親善を行いつつ停戦終了次第城井家の領地に侵入し攻略する、相手の武将も大したことはないので合戦で撃破後後詰の天野の強攻で兵糧も足りて陥落させられる
この時出陣する兵力を最低限にして山口館で農村開発を行っていると毛利から攻められづらい気がする(ただし攻めてくるときは攻めてくる)

大名が帰還次第本拠移転を行い、兵糧が回復次第焼き討ちをされていない城の部隊&大名を岩尾城に向けて出陣させる
城井谷城は大友家の領地に囲まれているので扇動も焼き討ちも破壊もされないのでひと安心できる
また、この時可能であれば大友家に臣従してしまいたい、同盟更新のための信用がもったいないし、威信が高いためいずれ自動独立可能である

相手が迎撃に出てきた段階で大友家に援軍を要請し、合戦で撃破後大友家の援軍とともに攻略する
特に甲斐宗運を登用できれば非常に頼もしい存在になる

そうしたら南の相良を攻略すると島津と隣接する(島津に攻略されても隣接するので、適宜攻城予約を)、西の龍造寺は大友と同盟している、東の毛利は言わずもがななので、しばらく内政のお時間になる
大友と龍造寺の同盟が終了し、停戦期間が切れたら大友にも援軍を要請して左嘉城近郊で威風小、そのまま勢福寺城も攻略したい
威風でほとんど城を傷めず入手できるので、甲斐宗運を左嘉城の領主として任命、混乱持ちの大兵力として頼もしい存在になる

龍造寺の動揺が解除されたら再出撃、威風小や大友の援軍を絡めて滅亡までもっていきたい
あちらに残された城は伊万里城から西の小城ばかりなので、そこまで苦労することはないだろう

その後は人吉城を攻略し、対島津戦となる
相手の鉄砲LVが高いので非常に苦しいが、何とか出水城で攻城戦→残存兵力で内城攻略までもっていきたい
すると島津の城も元伊東・肝付の小城だけになるので、とどめを刺すのが相当楽になる

大内家1.jpg

一番周囲の状況に恵まれたプレイでは一気にここまで拡大できた
このあたりで大友から独立するので、いきなり敵対してもよし、毛利と何度か威風合戦を行ってから敵対してもよしである

年代が早いことが幸いして東から大勢力が襲来することもないので時間をかけてでも九州で勢力を伸ばすことができれば案外何とかなる

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