1575年4月
無印の早期購入特典で選択可能のシナリオ(withPKを早期購入しても付属しないとのこと、よって現在は入手不可)。
シナリオ名通り長篠設楽原の戦いが起きる直前の状況。
織田が爆発的に拡大するが、ほぼ確実に7年後に本能寺の変が起きる。
城の配分は本能寺シナリオの所領のほか、中国と九州は羽柴、北陸と東北は柴田、それ以外が織田。
人材は各勢力の本来分以外は全て織田所属になるので、特に柴田が深刻な人材不足になりやすい。
長寿設定等で本能寺までに死亡する武将(竹中半兵衛など)が生存している場合も織田所属になる。
所領・人材とも本来分が他勢力になっている分はそのまま(本来の所領・人材から減ることになる)。
7年の間にお市と婚姻する(柴田存続・織田の弱体化なし)、毛利を滅亡させる(明智・柴田存続)など、様々なif展開にしやすい。
最北端の大名「蠣崎家」、史実シナリオの中では一番難易度が低いと思われる。
本拠は僻地で兵数も少なめ、武将も4人だけだが大名親子が戦闘もできる有能な内政官。
特に蠣崎(松前)慶広は混乱持ちで人脈・能弁もある宿老と頼りになる。
隣接するのが当主の為信が強力な大浦(津軽)と優秀な固有政策を持つ浪岡がそれぞれ1城大名のため、簡単に攻略でき序盤の拡大が一番楽。
また、全シナリオで安東と長期同盟があるため、それらを攻略後は敵を南部家だけに絞れる。
南部家から独立した大浦家。国力、立地、人材が貧弱。外交力が試される。
外交の推進にあたっては、最序盤の蠣崎家攻略がひとつのキーとなる。
蠣崎家は能弁持ちが複数名おり、外交の費用削減、期間圧縮に貢献する。
また、親族が多く、一つの城に親族を集めた時のブーストが馬鹿にならない。
人材不足の東北で、彼らを一つの城に集めることが可能かは微妙であるが、中盤以降、余裕が出たら検討しよう。
蠣崎家攻略後は、外交を巧みに操りながら、南部、安東、最上等を平らげよう。
その後、大体の場合は、伊達/上杉連合に南進を阻まれることになる。
正面からでは勝ち目が薄いので、上杉と同盟を結び、伊達との1対1に持ち込む。
(伊達からは敵視されているため伊達との同盟は厳しい。)
なお、資金については、金山銀山が豊富な東北では鋳造所を複数確保できることは光明。
ただ、おしなべて各城の施設数が少ないことから、本拠などの兵数を期待する城に立てるべきかは場合による。
資金と兵力のバランスを見ながら、鋳造所設置の是非を検討しよう。
東北の小大名で所領は兵数2000弱の本拠「三春城」のみだが蘆名と3年間の同盟があり敵国は伊達のみ。
武将は田村一族+αの5人で能力はそれなりだが能弁や人脈といった特性に恵まれている。
領内付近にすぐ出陣可能な国衆が2つあり、合計で3000の兵数のうえ能力も70前後とかなり強め。
二本松衆は代官懐柔1回で出陣可能、塩松衆は伊達領内だが小兵力で迎撃部隊を東西につり出して郡を制圧すれば出陣可能。
三方ヶ原の戦いで二俣城を奪われ領土がいびつになってしまった徳川家
ただし長篠の戦いイベントで返却してもらえる
初手は越後の軍神が七尾城攻略に兵を出したのを確認してから全軍で飯田城へ出陣、威風大を起こす
すると深志城まで獲得でき、その後織田家が木曽福島城を攻撃すると駿府城・蒲原城もタダでもらえる
その後の徳川家には信康事件という転機が待っている
信康・瀬名姫が死亡すると同時に織田家に従属してしまうため、ほかの大名家との外交がすべて無効になってしまう
これを回避するためには武田家を1577年中に滅亡させる必要があるが、威風と攻城戦を活用すれば間に合うだろう
そうすれば御館の乱で分裂した上杉を滅ぼし、片手間で北条も滅亡させれば本能寺の変に乗じて上洛することはそれほど難しいことではないだろう
人材も領地も広く、開始早々攻勢を仕掛けられるが1582年6月になると「本能寺の変」が発生してしまう。
それまでに三職推任エンドを迎えたい。
6月にイベント合戦「長篠の戦い」で武田家が弱体化する。
その後木曽福島城を攻撃すると「甲州征伐」で信濃南部の城が織田に、駿河の城が徳川に寝返り、木曽家が誕生・従属する。
さらに武田を攻撃して城数を5以下にすると「武田家滅亡」により武田家を吸収、真田家が誕生・従属する。(ただしイベント合戦「長篠の戦い」で真田信綱を討取っていると従属しない)
本願寺顕如等は織田信長嫌悪の為登用に応じないが、先に加賀方面の城を攻略しておくと「顕如退去」で嫌悪武将も含めて獲得出来る。
長島城を失ったかわりに北陸で朝倉山城を手に入れたが、織田は30城と圧倒的な勢力差に。
三好・鈴木と同盟しており、さらに開始1か月後に足利家(鞆幕府)が再興し毛利・上杉とも同盟。
上杉が七尾城を制圧すると「三木合戦」が発生して荒木・別所とも同盟する。
絵面としては第三次信長包囲網だが、織田に対抗することは非常に困難。
織田に臣従可能なため、基本的に織田に臣従して西方に拡大し、7年後に発生する「本能寺の変」を待つことになる。
織田に臣従しない場合(超級)、77年手取川シナリオと比較するとわりと時間があって停戦無しでもなんとかなる、難易度的には下
その理由として
1.手取川シナリオだと織田がシナリオ開始3ヶ月目の冒頭に攻めてきて、荒木村重反乱イベントで成功せずに終わるも、翌月には本願寺加賀領を今度はターゲットに攻めてくる、つまり織田は最初から本願寺に全力を傾けてくるけど、長篠シナリオだと最初のターゲットとして三好の岸和田城にも矛先が向くので織田の兵力は必ず分散され織田の部隊を撃退しつつ領土を掠め取る隙ができやすい
2.手取川シナリオだと荒木村重の反乱はあっという間に鎮圧されるのに比べ、長篠シナリオだと波多野領が壁になって「織田家が有岡城を城攻め中」の条件を満たさないことが起きやすい、だからプレイヤーが織田の部隊を撃退してると荒木は一定程度の時間壁役として存在してくれて織田の矛先・兵力が分散されやすくなる
(上級)
1~2年で小勢力を平らげた織田と隣接することになる。
すぐに東進し、鳥取城とイベントで入手できる上月城を前線にできるようにしたい。
制度改新は早めに3にし兵力の高い城に良将を動かせるようにしておこう。
西の脅威となる大友は外交姿勢が常に敵視のため抑えの兵力を動かせないのが痛いところ。
河野・西園寺・宇喜多・長宗我部を従属させられるのでさせておこう。
特に長宗我部はイベントで織田と同盟されると厄介。
ただし宇喜多は3年後に発生するイベント「宇喜多の変わり身」で従属を破棄し織田に従属する。
本能寺後は羽柴と長期間の同盟を締結するが、そのままだと羽柴が織田に成り代わるだけなので悩みどころ。
なお、登用系の提案は運が良ければ鈴木親子や顕如を侍大将の身分で拾えるので、それらの滅亡後は全部受けた方が良い。
斜陽の三好家、6城を領有し勝瑞城・十河城・岸和田城は初期兵数が多いため兵力はそれなり。
しかし武将は20人弱いるが統率65以上がおらず、さらに知略と政務は全員60未満と悲惨の一言。
隣接する織田家は信長包囲網シナリオよりさらに巨大化しておりとても対抗できない。
本願寺・鈴木と同じく織田への臣従は必須だが、織田の外交姿勢は臣従時敵視・拡大独立で同盟に切り替わっても不信。
対策せずに独立すると同盟を維持できずに詰む。
一条兼定を追放しやっとの思いで土佐を統一した長宗我部家
だが年代が進んだ影響で周囲には大勢力が増えており、拡張にも慎重さが求められる
近隣の勢力を見ると西園寺、河野と下しやすそうな相手が存在しているが、西園寺を攻略すれば大友が、河野の湯築城を攻略すれば毛利がそれぞれ押し寄せてくる
撃退できないことはないが手間がかかりその分拡張が遅れるので、最初は見送ったほうが無難だろう
ということで最初に目標は三好家の白地城、大した武将もいないので合戦を行わなくても勝てる。白地城を落としたらついでに川之江城も攻略しておこう、ここまでなら毛利とは隣接しない
また、雑賀城の鈴木家は武将を考えてもぜひ攻略したいので、中村御所の部隊で常に攻城予約をかけておくとよい
長宗我部家は織田家と開始早々に同盟を結べるので、いずれ援軍を要請して攻略することができる
その後は織田家の攻勢を見ながら三好家の最後の1城を落としたい、四国北部の天霧城・十河城に宇喜多が攻め込んだ場合はそのまま取らせて後から毛利の援軍を含めて威風で取り返すのが効率が良い
ただし高難易度では宇喜多と隣接すると扇動による一揆祭りが発生する。天霧・十河の両城はほぼ使い物にならないと考えておこう
後は織田家と毛利家が隣接した段階で随時援軍要請を行おう。ちょうど勝てないぐらいの兵力を拠出してくれるので、織田家の拡張が遅くなるとともに毛利の圧もほとんどなくなる
そうすれば河野を攻略できるし、西園寺も攻略後即防衛拠点に設定すれば大友が攻めてくることはほぼない
軍備を整えた後宇喜多・毛利と攻略し、本能寺の変に乗じて上洛を目指そう
ちなみに織田家との同盟中にお市と婚姻を結んでおけば本能寺後に羽柴家が大きくなることもない、特に縛りプレイをするのでなければそちらの方が楽だろう