勢力図

1553年4月

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シナリオ概要

開始後まもなく甲相駿三国同盟が締結されるシナリオ。
桶狭間までまだ時間があるため、武田が西に伸びると織田が拡大できないことも。
畿内で三好・東海で今川・九州で大友が拡大しているが、いずれもCPUだとイベントのための行動制限でほぼ動かない。

勢力別攻略

長野家

(難易度上級)
滅亡した山内上杉の旧領(箕輪・新田金山)で立ち上がった長野業正、勢力図を見れば一目瞭然だが難易度は高い。
北条・武田・長尾に囲まれている上にどこと組んでも援軍はあまり期待できない。
長尾と同盟しているが沼田があるので攻略しないと援軍がなく、速攻をかけても途中で北条に出陣されてしまう。
距離があるので長尾からの援軍も少ない。

武田・北条は翌54年1月に三国同盟を結ぶが、それまではどちらに臣従してももう一方から攻撃を受ける。
また、こちらのパターンだと沼田が滅ぶと長尾からも攻撃を受ける。
武将もわずか3人しかおらず長野業正・上泉信綱は強いが相手が悪すぎる。

武田に臣従して援軍込みで三国同盟が締結される54年1月まで凌ぐのが一番無難。
武田・北条が同盟してくれれば北条とも相互不可侵になる。
武田はすぐ出陣するので運の要素も大きいが援軍次第では威風からのカウンターで鉢形は取れる。
長尾は距離があるので援軍込みで合戦を活用すればなんとかなる。
三国同盟後は北関東を早めに攻略して不可侵になる北条の先取りもしておきたい。

なお、北条に臣従しても武田以上に出陣続きでほとんど援軍をもらえない。
武将の質も武田の方が北条より上なので、武田の援軍で北条を撃退する方が容易。

ちなみに桶狭間でもプレイ可能だが、そちらはすぐにイベントで業正が死去してしまう。

村上家

イベント一覧から砥石城落城をONにすると即座にゲームオーバーになれるのがチャームポイント。
それはさておき、どう見ても絶望的な状況から始まるS2村上。
即臣従は決定として、武田と長尾どちらにするかが最初にして最大の分かれ道。
筆者は長尾臣従での攻略を前提とする。

葛尾城に籠っていても絶対に未来はない。
移転先を探す他ないだろう。
そして、移転先は富山城で決まりだろう。
富山城を守る神保はヘボいし、周りの勢力もあまり強くない。
武田は近々三木を倒してやってくる可能性が高いがいかんせん遠いので葛尾城に籠るよりもずっとやりやすい。
おまけに富山城は城としてのスペックが高く、本拠にも向いている。
中央にもそこそこ近い位置で、将来を考えても良い場所である。

即長尾臣従→援軍まで待つのは確定だが、上級なら確実にそれまでの間に武田が来てしまうだろう。
しかしこちらの兵が少ないからなのか意外と武田のメンツは強くない。
信玄も来ないようである。
よって戸隠衆+景虎さえ来てくれれば何とか合戦で勝てるはず(かなり厳しい合戦にはなるが)。
撃退後、信用が溜まり次第長尾援軍付きで富山城を落としに行こう。
(村上軍を先に富山城目標で出して、春日山城軍と重ねるような形で進軍する事を勧める)
こちらも景虎が来てくれれば合戦は楽勝、城も一瞬で陥落する。
景虎の強さがこれ以上よく分かる大名もない。

で、富山城陥落後すぐに葛尾城に武田が来るので捨てます。
富山城に武将を全員移動させて武田に取られないようにしておくこと。
あと葛尾城の兵糧は売り払って金にしておこう。
地味に本拠が攻略された時はタダで本拠移動が出来る裏技(?)もおいしい。
その後神保を長尾援軍付きで滅亡させて、次に畠山を狙う。
畠山攻略には長尾の援軍を呼べないようだが、国衆や合戦を上手く使えば単独でも1555年前半には畠山を滅亡させる事が可能だ。

一見絶望的な村上だが、最初の状況を脱してしまえば「大名が強い」「配下の特性が中々良い」「そこそこの官位を初期所有」
といった他の弱小勢力にはない強みも多く持ち合わせており、案外楽。
神保攻略後はなぜか城乗&牢固を持つ神保氏張さんなども頼りになる。

斎藤家

信長元服では公式公認の強さだったが、ここでは既に武田・今川・長尾らが大きくなりすぎており、美濃は格好の標的となっている。さらに織田との婚姻は人材面・領地面において足枷でしかないというなかなか苦しい状況。
ならばいっそ織田との婚姻など切ってしまえば良い。まずは武田と同盟という運びにしつつ(光秀を代官のままにしておけば一年で同盟可能。これより時間をかけると確定で反故にされる)、尾張斯波家を攻略。武田との同盟成立直後に織田との婚姻を破棄して攻めよう。
信長には恨まれるが、織田を滅ぼしさえすれば優秀かつ大量の家臣団が手に入るので、これで十分天下を狙える。なんなら道三の子以降のイベントのフラグを折ることまで出来るので大団円である。
後は畿内に進出するなり、今川や朝倉・長尾と戦うなり好きに立ち回れば良い。

尾張斯波家

前のシナリオから犬山城を失う一方で織田は信長が当主となり、オヤツ感が増した尾張守護家。
国衆にも見放されたか領内2衆とも開始時は援軍不可の従属度(代官懐柔で解消できる)。
一方で1城になったために斎藤に臣従でき、臣従すれば斎藤と婚姻のある織田とも不可侵になる。
56年5月の道三の死で織田と斎藤の婚姻同盟が解消され織田との不可侵がなくなるため、それまで開戦準備を整えられる。
なお、大いに運が絡むが、開始1年以内に織田を滅ぼすことも一応可能(こちらは今川に臣従することになる)。
今川は織田の鳴海城だけは攻略しようとするのでそれを利用することになる。

(攻略例・難易度上級・ver1.0.5)
早期織田攻略ルート。
まず、代官の入れ替えで2つの国衆にできるだけ代官懐柔、概ね3回で援軍可能になるので3か月ほどで済ませる。
達成すると周辺の最初の動きが今川の織田侵攻となることが多い(達成しないと斎藤に攻められてほぼ詰む)。
斎藤も織田に対今川援軍を出すため、タイミングをみて国衆も活用(蜂須賀小六は必須)して2方向から犬山を攻撃すると陥落できる。
2城になると仕官が発生し、運が良いと「木下秀吉」が仕官してくれる(他の牢人もいるのでここが運次第)。

今川の攻撃はまず失敗するがすぐ再攻撃を仕掛け鳴海城を陥落させるので,合わせて那古野城に進軍。
城主信長だが今川対応で兵力が激減しているので、秀吉隊がいれば何とか攻略できる。
途中で斎藤が犬山を攻撃してくるので那古野に向けて全部隊を出して放棄する。

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これで織田が滅亡し信長以下大量の名将が手に入るが、ここからも綱渡り。
2城だと臣従できないので那古野を今川に渡した上で交渉可能になるまで攻められないようにする必要がある。
清須に信長以下名将を詰め込み那古野は空っぽにしておく。
すぐに今川が那古野に侵攻し、連動して斎藤も清須に攻めてくるので、信長たち名将を1郡ずつ出陣させて斎藤を合戦で撃退する。
自軍の被害が少なければ今川は那古野だけで撤退し、織田滅亡による行動制限解除で次は北畠に向かってくれる。

無事に今川に臣従できればあとは信長たちを活用して攻めていける。
武田とも不可侵になり安心だが、美濃の取り合いになるので岩村城以外を攻略し斎藤の武将(特に明智光秀)を確保したい。
また、今川にあまり西に行かれないように伊勢か伊賀あたりで蓋もしておきたい。

なお、おつやの方を正室に迎えれば織田一族が一門となり侍大将が大量に増え忠誠の心配もなくなる。
余談だがおつやの方を大名にすると大名家の名前が「織田家」になる(家紋はそのまま)。

三好家

三好家の黄金時代で勢力は全国最大、威信も高い。
最初から長宗我部を含む多数を従属させられるし、対抗できる勢力はなくどの方面にでも好きに拡大できる。
上級でも開幕出陣で伊賀上野(合戦)・高屋・雑賀・本山を同時に攻略できるほど圧倒的。
CPU担当だとイベントフラグのために行動制限が課されている理由がよく理解できます。

1555年になるとイベントで足利家に二条御所を譲渡してしまうが、それまでに足利か六角を滅ぼせば回避できる。
また,1561年頃から三好四兄弟+跡取りがイベントで消えていくが、発生条件が非常に緩い。
回避するには四兄弟の誰かか松永久秀を解雇するしかないが、回避しないと一門の顔ぶれが悲惨なことになるので悩ましい。
ちなみにこれまたイベントフラグのためか、松永久秀は忠誠赤色のままでもまず出奔しないし引抜も受けない。

長宗我部家

周囲の1か国大名を飲み込んでいけば、それなりに早期に立ち上がれるはず。
臣従が苦にならないのであれば、三好に臣従すれば大変な場面はないだろう。
四国を平定後、本拠を天霧城等に移転し、九州中国平定を目指そう。

上級だとプレイヤー大名への侵攻を優先してくるため、一気に難易度が上がる。
本山か安芸を落とすと三好、中村御所だと大友が大軍で攻めてくるので、非常に拡大しづらい。
どこかに臣従するのはほぼ必須レベルになってくる。

安芸家

見ただけでやる気を無くすであろう弱小大名。
しかし本作の仕様を活かせば長宗我部は初手(所要時間約1年)で攻略可能だ。
まずは初手三好に臣従。
多分三好は小遣い(親善)をくれるのでありがたく受け取りましょう。
群開発は市場→農村。
開始直後(月のど頭)にやると何故か一ヶ月後の末で開発が完了し、市の恩恵を得られるのが早くなるのでこの仕様を生かしていこう。
そして当然のごとく開幕で出陣。
国虎部隊と畑山部隊をそれぞれ750人ずつで出し、迎撃部隊を合戦で撃破しよう。
畑山の撹乱のおかげで意外と余裕で勝てる。
国親の同討はどちらか一方で受け、両方が食らわないように。
その後は延々と包囲ループだ。
兵糧の消費的に兵を少なくしたいが、できるだけ知略54を誇る畑山が包囲に残るように立ち回るべし。
国虎は兵が多い割に知略が低いので封印推奨。
長宗我部は陥落まで迎撃に出て来ないで時間さえかければ落とせる。
こうなれば、後は少し難しくなった長宗我部家だ。
大名や本拠地が比較にならないくらいショボく、立ち上がりが遅く、武将の身分も低い所からスタートなので少しで済むかは謎だが。

なお、元親はS2で1回、S3で2回試したが全てで登用を断られている。
元親は国虎を嫌悪していないようだが、国虎が元親を嫌悪しているようなのでそれが原因か。
まぁ、元親は忠誠が低すぎて維持が難しい武将なので、国親で我慢しましょう。
これがS3になると国親が亡くなってしまい、岡豊城での商人町建設がしばらくできなくなるので難易度は上がる。
(鉄壁持ちの国親より元親の方が城が落としやすいので、立ち上がりは少し早くなるが)
逆にS1だと三好に臣従できずに攻められて死ぬ。

毛利家

S1と違い西の大内、東の尼子とどちらも敵視されていて、同盟国3家はやや頼りない。
大内家の攻略を献言されるが大友家との同盟があるため、援軍のない尼子家の方が攻めやすい。(隆元は死ぬが)
ただし「尼子家の滅亡」イベントは義久への代替わりが1560-1561年ごろなのでだいぶ待つ必要がある。
上記イベントがどうしても見たいのでなければ晴久の代で尼子家は滅ぼしてしまおう。

初手、国人衆も含め8部隊で比叡尾山城を攻め、合戦で敵を全滅させる。7月の兵糧収入後に山吹城も攻略。
美作の高田城は安芸から遠くて攻めづらいので、浦上家・三浦家に交互に援軍を依頼して攻略。神辺城からも兵を出す。
尼子家が片付いたら次は西の大内家攻め。大友家から援軍を出された時は合戦で返す。
1555年10月の「厳島の戦い」後に残り1城を攻めると、「大内家の滅亡」イベントで大内家を吸収できる。

尼子・大内の後は同盟の切れた東方面、南の四国、西の九州を並行して攻める。
四国は三好以外を従属させて、のちに従属吸収すると楽。
九州も同様だが対島津戦のために北九州の城はある程度は自家で所持すること。(従属を乱発しない)
中国地方は近畿への橋頭保となるので従属を使わず全て攻め滅ぼす。

中国29、四国12、九州28に近畿25城を足すと94城。
過半数は目前で、元就存命中に三職推任クリアができる。
織田家を滅ぼす前後で条件達成できると思われる。武田家と同盟しておくとよい。

大友家

北九州の大部分&大内家とおまけに将軍家とも長期同盟中か従属済、その他木っ端大名も勧告に従うか一瞬で踏みつぶせる。
敵は実質島津のみになるため、邪魔者はさくっと取り込んで島津と雌雄を決したい所ではあるが、
九州の南端は遠くしかも大友より威信が高いため、此方は委縮で能力が低下するのに彼方は猛将ぞろいと非常に厄介。
気は逸るが、一城ずつ攻略目標を立てて確実に攻め滅ぼしていこう。どうせ逃げ道はないのだから。

なお北との同盟は恐らく対島津中に切れる。更新するのか将軍の仲介バリアを使用するのか、方針は予め決めて手を打っておこう。

少弐家

(難易度上級)
S1から伊万里城を奪取され本拠の兵数も2700から1350に半減し一見は龍造寺との勢力差が絶望的。
しかし大友との同盟があるという点が非常に大きく、合戦を駆使すればS1より簡単。
混乱の小田と撹乱の神代は健在であり、合戦の連戦で龍造寺を撃破すれば明るい未来が待っている。
なお、大友は龍造寺とも同盟しているので独力で龍造寺を撃破する必要がある。

開幕に当主・小田・神代の三部隊で全兵力で佐嘉城に出陣。
合計5つの合戦に勝利すれば佐嘉城を奪取できる。
なお、隈本の国衆も龍造寺が援軍要請可能で同盟している大友領なので出陣してくる。
①龍造寺隆信:激励は空打ちさせる・350以下の損害で勝利したい。
②伊万里城部隊+国衆:国衆を挟撃で撃破し伊万里隊は退き口に篭もらせる。
③④⑤国衆:1部隊ずつ来るのでほぼ無損害で撃破できる。

ここまで撃破できれば佐嘉城に取り付け、あとは包囲ループで陥落させられる。
佐嘉を落とせば高能力の小河信安が仕官してくれることが多い。
佐嘉さえ落としてしまえば伊万里の攻略は難しくなく、龍造寺を滅ぼせる。
この時期は鍋島直茂が登場しているので、まず失敗しないが滅亡後登用で確保しよう。
隆信はやはり嫌悪なので処断してしまおう。

その後はできるだけ早めに城井と阿蘇を攻略し、武将を補充しよう。
特に甲斐宗運は絶対に確保、阿蘇はこのシナリオでは隈本を失い小城1つなので簡単。
大村と松浦はその後にさくっと攻略。
ここまでの時点でどこからも攻撃を受けないので、前シナリオより遙かに楽。

S2少弐.jpg

2年経過時点。
有馬は同盟があるため攻略できず、島津の侵攻を受け始めている。
大友が行動制限のおかげで兵数が多いため、防衛援軍考慮で島津からの攻撃は受けにくい。
なお、相良は前シナリオと異なり島津にワンパンで滅亡させられる。

ここからは島津戦になる。
鍋島直茂や甲斐宗運を主力に、大友の援軍も活用すればそれほど難しくはない。
前シナリオと真逆でまさに大友様。
四兄弟(家久はまだ先だが)の城の兵数が増える前に早めに開戦した方が無難。
島津を滅ぼしたら大友に恩を仇で返そう、ただしこの頃には毛利が西に拡大しているので動向に注意。

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