1614年8月
パワーアップキット追加シナリオ。
戦国時代での最後の戦い「大坂の陣」の「冬の陣」直前のシナリオ。
すでに幕府を開いた徳川家の所領は79城に及び、大坂の陣で豊臣が勝利しても分解したりはしない。
徳川以外でのプレイは全て高難易度。
徳川は豊臣以外の全大名家と24か月同盟、豊臣は同盟なし、他の大名は隣接大名+徳川と24か月同盟。
また、徳川家が全ての国衆で従属度1位となっているため、徳川以外は領内の国衆をなかなか使えない。
時期的に大半の武将の没後となるため、各大名家とも深刻な人手不足。
宗家は相変わらず対馬1城で武将は自分1人だが、1615年没の寿命は不自然死設定で20年あまり延びて70歳と一応手心が加えられている。
坂崎家も最初は1人だったが、設定ミスで秋田に居残っていた小野寺兄弟がアプデで無事流刑になったため脱却している。
ついでに福島家は8城で7人と最初から武将が足りない、アプデ前は8人だったのだが誰かが他家に異動したようだ。
なお、本シナリオでは「従属」に注意が必要。
「従属吸収」に必要な「巧言」持ちが全国で10人しかおらず、しかも東日本は徳川配下以外では真田の村松殿のみ。
特に東北の勢力は徳川と決戦前の従属吸収が実質的に不可能に近い。
城数こそ4城だが、武将数は徳川・豊臣に次いで多く、質も両家に匹敵する。
また、初期同盟勢力のさらに向こうの勢力は攻略可能だが、ほぼ全て1城大名で攻略が容易。
しかも武将の質量とも優れた上杉や立花宗茂を早々に配下に加えることができてさらに武将が充実する。
初期の同盟期間中にできるかぎり1城大名を滅ぼし、その後は徳川との同盟を維持しつつ東北を制圧しよう。
婚姻で豊臣滅亡後に出戻りする千姫をもらっておけば「徳川伝」も使用できるようになる。
政宗・成実・立花宗茂の強攻の前には東北勢力の城は全て豆腐同然の柔らかさ。
難易度上級以上でも初期同盟終了前に佐竹以外は全て滅ぼせる。
初期同盟終了直後に蒲生の津川城さえ抑えれば、徳川は東北に手出しできない。
あとは東北平定後に徳川との長い戦いとなるが、武将の質が突き抜けているため何とかなる。
なお、残念ながら「大坂の陣」には冬・夏とも関与できず、真田幸村との狸狩りはできない。
また、イベント「元和偃武」で仮想展開を選ぶと徳川と手切になるが、信用はリセットされないので即同盟可能。
前田が早々に滅ぼされる以外は実質的に影響がない。
大坂夏の陣に勝利するとイベント「元和偃武」が発生し、選択次第で残る大大名(前田、毛利、島津、上杉、伊達)と敵対する仮想展開に。
なお、このイベントと選択肢自体は徳川が大坂夏の陣に勝利した場合は徳川家以外でも発生する。
イベント内容と食い違う感もあるが、元和偃武の後もエンディングにはならずプレイ自体は続行することになる。
家康は間もなく没してしまうが、同盟期限の切れた後は全大名を属国化、逐次従属吸収することで無血勝利を狙える。
官位は従一位、豊かな大坂城、真田幸村を筆頭とした猛将たちが集うが、難易度は高い。
11月に冬の陣、翌年5月に夏の陣とイベント合戦があり、勝利すれば徳川家康が戦死し城も4つ増える。
しかし、それでも豊臣8城に対し徳川75城と圧倒的な勢力差。
特に難易度上級以上では、徳川が動き出すとあっという間に周囲の勢力を飲み込んでしまう。
夏の陣勝利で徳川の全城が360日間動揺状態で出陣不可となるので、その間にどこまで勢力を伸ばせるか次第になる。
徳川秀忠から父の仇として恨まれ臣従不可のため、最低でも20城程度はないと対抗するのは困難。
仇敵判定なので停戦交渉もできず、ひたすらに戦い続けることとなる。
しかしそれでも他の全大名家よりはましな難易度というのが本シナリオの恐ろしいところ。
威信が高いのでうまく拡大できていれば全ての同盟が終了する1616年8月時点で西国の大名を一気に従属させることができる。
そうすれば敵は徳川だけとなり、徳川戦に集中できるのも有利な点。
同盟が切れると徳川は周囲の小国食いに夢中になるためこちらへの攻勢が和らぎ、格段に戦いやすくなる。
なお、姫武将ありでもおそらく仕様の問題で淀殿は武将として登場しない。
また、大坂夏の陣に勝利しても後藤又兵衛など前哨戦で死亡する武将たちの生存展開はない。
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