勢力図

1618年4月

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シナリオ概要

いずれかのシナリオをクリアすると選択できるシナリオ。
戦国武将が時代を超えて激突する過去作の群雄集結にあたるシナリオ。

攻略

仮想シナリオなためか、足利家以外はどの勢力も威信が非常に低い状態でスタート。
度々来る公家にお金を払わないと朝廷への外交も出来ない上、官職をもらわないと政策を解禁するのに非常に苦労する。
公家に払うお金を用意しないと知行などでいつまでも苦労してしまうので、序盤の金策は非常に重要。

また、兵力も概ね横並びなので、本拠の石高を伸ばして大名中心で攻められる所は比較的簡単。
一方で伸びしろの少ない城が本拠となっている武家はスタートダッシュに苦労するだろう。

武将数が非常に多いため、代官を普通に利用しているだけでは組頭がどんどん増えてしまう。
母衣衆結成を普段より多めに伸ばしておくとストレスなく扱えるだろう。

なお、CPUについては、織田と北条は確実に勢力を巨大化させると思って良い。
その他の勢力は展開次第で伸びたり早期に滅びたりする。

勢力別攻略

伊達家

政宗・成実・小十郎のトリオが竜騎兵持ちで、固有政策もあって攻撃力が非常に高い。
砲術持ちもちらほらいるので、牧場のある城に配備して政策の恩恵に預かろう。

本城に近い相馬・丸森伊達から狙っていきたい。
これらの攻略自体は容易なのだが、相馬の後ろにいる佐竹とは不信の関係。隙を見せると攻めてくるため注意。

その勢いのまま蒲生・蘆名を攻略し、岩城・磐城を手中に収めたい。
この地域は関東と越後の双方を見ることが出来る、今後の重要拠点になる。早くから攻略して内政を進め、大量の兵を動員したい。
南部や安東はその後でいい。城までの距離が遠く、非常に時間がかかるため。

北条家

初代当主の早雲から一門衆がズラリ。全体的に優秀なので城主に困ることは少ないだろう。
本拠の小田原城もとんでもない規模まで伸びるため、内政しがいがある。

関東組からは軒並み敵視されている。初手で韮山城にブラっと行くと東と南からすぐ攻められてしまうだろう。
韮山城は諦めて、ひたすら東進しよう。太田も里見も普通に戦えば負ける相手ではない。

その勢いのまま関東をドカドカ攻めたいところだが、北関東は小田原城からだと統治範囲外。
本拠を動かすか西進するか、周辺状況に合わせて判断しよう。

武田家

自身が馬術持ちかつ統率90越えなので、代官に馬術持ちを2人用意すると馬術5になる。序盤から馬パワーで敵を粉砕出来るだろう。
更に、本拠である躑躅ヶ崎館の馬牧場を解放し、厩舎を建て、甲州法度次第Lv1を実施すると馬術10だ。外征しつつ馬術10を目指そう。

北条と仲が悪いのがミソ。一方で今川・真田とは仲が良い。なので最初は東へ領土を伸ばすといいだろう。北条の出兵タイミングを狙って小田原城以外の支城を順に陥落させたいところ。
小田原城に封殺してしまえば武蔵も房総半島も切り取り次第。どんどん拡張して有能な家臣をフル稼働させよう。小田原城は流石に堅いので、支城がある程度育ってからになる。

信濃~上野でのドンパチに乗じて上杉が南下してくることが多い。当然ながら上杉はこちらを敵視しているので、隣接すると間違いなく絡まれる。
上杉の南下までに如何に関東を制圧出来るかがポイントになるだろう。

上杉家

真田とは仲が良い…のだが、出兵した隙を見て長野や武田が雪崩れ込むことが多い。どうせ食われるくらいなら自分でハイエナしよう。
言うまでもなく真田一門は優秀なので配下に加えたい。また、北信濃は馬牧場のある城が非常に多く、統率80以上に馬術を合わせて馬術5に到達出来る。長尾為景なら単騎で可能。
当面の軍事拠点として活躍が期待出来、嫌悪されている武田と隣接してでもリターンが大きいだろう。

東の上田長尾は東北遠征を勤しむことが多いので、支城でサクッとハイエナしてやろう。
春日山城は信玄本隊の動向に合わせて動きたい。ボスにはボスをぶつけないとこちらの被害も甚大なので…。
上位集落の差で武田より土地が豊かなため、無理せず兵を貯めて南下しよう。

織田家

相変わらず有能家臣は散り散りになっており、配下は凡庸な一門衆ばかり…なのだが、本作だと城主相性で能力アップに貢献出来るのでバカにならない。
信秀や信忠は勿論、信定やおつやの方も親族で固めるとそれなりの城能力になってくれる。

北の斎藤、南の徳川とは仲が良いので、初手は西になるだろう。信長の郡制圧能力が圧倒的なので、長島城を攻略目標として準備してから突っ込めばそのまま3城とも落とせる。
回復した頃には徳川の攻勢で滝川も死に体になっているはずなので、攻略してしまおう。これで伊勢一国が丸っと手に入る。

その後も西側の小勢力を併吞し、領土拡張に邁進しよう。
本拠も大農村2大市4交易港1寺1と伸びしろは十分。配下の昇進も早く、難易度は非常に低い。

徳川家

過去作の段階でも四天王は揃っていなかったのだが、ついに酒井と榊原も独立してしまった。
とはいえ一門衆が揃っているのでバフをかけやすいのは利点。特に松平清康は家康に迫る城能力になるだろう。

また、立地が良い。織田は伊勢や美濃に向きっぱなしなので、安心して東を狙える。
井伊→今川と順に攻め落としていこう。兵力2000の国衆が2か所あるので、井伊は余裕をもって呑み込める。
駿府城の兵力はかなりのものだが、内政を進めた岡崎城も見劣りするものではない。挟撃・合戦を駆使すれば押し切れるはず。

岡崎城・引馬城・駿府城は勿論だが掛川城も石高が結構伸びるので、その後の攻略の主要拠点として育てていこう。
東(というか小田原城)の攻略は骨が折れるので、素直に同盟して北上しよう。武田を併吞して騎馬軍団を運用すれば、織田も押し切れるはず。

大谷家

北の朝倉と同盟組んでしまえば比較的安定した立地。如何に南下して畿内を伺うかがポイント。

南下とは言ったが細川周辺の方がドンパチすることが多いので、概ね初手は西側になる。
初期配下だけだと少し武官が心許ない。上手くとどめを刺して人材を充実させないとどこかで頭打ちになってしまうので注意。

また、本拠の後瀬山城は上位集落が商業系中心。そのため、最大出力がやや乏しいケースがある。
逆に言うと金銭に余裕が出来やすいため、出力不足を感じたら意識して練兵所に投資すべきだろう。

明智家

結構な数の武家に不信とされている。幸い羽柴以外の隣国にはいないため、ある程度淘汰が進んだ後に背後を任せたい勢力と同盟は出来る。

自身も含め小勢力が乱立した地域なので、自分からは動かず空き巣を狙うのが一番楽。
距離のこともあり、最初のターゲットは黒井城か。そこから丹後方面を固めていきたい。
光秀本人が非常に強いためゴリ押しで勝てるだろう。支城勢は籠る方が、余計な外敵を呼ばずに済む。

後背地を抑えて地盤を固めたら畿内へ進出しよう。三好か羽柴のとどめを刺せれば、家臣の質も一気に上がるだろう。

鈴木家

新宮城という立地が厄介。遠すぎて攻めには使えない上、鳥羽方面からちょっかいをかけられる。
畿内は中々ドンパチしないために空き巣狙いも容易ではない。総じて立ち上がりに時間がかかる、

後々の防衛も考えると、兵を貯めて岸和田城を攻め落とすしかない。滝川ないし徳川とは同盟してしまおう。
鉄砲に関連する利点が多いため、兵さえ集まれば正面突破も容易だ。
雑賀城と岸和田城には鍛冶町があるため、長期にわたって主力として活躍出来る。

大内家

当主は義隆ではなく父の義興。息子なぞ比較にならないほど武闘派。
おまけに本拠の山口館は大農村が2つあるため、石高はかなり伸びる。1人でどんどん制圧出来るだろう。

とりあえず陶を滅ぼすまではいいが、とにかく人が足りない。開始直後も足りないし、陶も10人しかいない。
しかし九州に目を向けると黒田が2城ながら20人以上の配下を持つため、ここを狙いたい。
もしくは多少内政が遅れようとも伸びる前の毛利に突っ込むか。何れにせよ義興が強いので機を伺えば大敗はしないはず。

武将以上が少ないために政策周りでも苦労することになる。支城が活躍出来る様、灌漑水路を乱立して兵糧と兵力を確保していこう。

立花家

宗茂・道雪・紹雲のトリオが反則気味に強く、統率武勇70台の中堅どころも揃っている。
兵力はやや少ないが、合戦を活用していけば序盤からガンガン拡大していける。
龍造寺→鍋島と攻め取っていくのがオススメで、どちらも大名を登用できれば大量の一門武将でトリオなみの性能になる。
北九州は城が密集しているので、そこまで制圧できれば周辺では圧倒的に有利になる。

小早川家

上位集落の多い立花山城は圧倒的な出力を誇る。
当主である隆景の政務力も高く、あっという間に上位集落が立ち上がる。統率・知略も高いので九州の猛者達にも後れは取らない。

問題は南東の大友。動員数が非常に多く、下手に城を空けるとすぐ雪崩れ込んでくる。
最初の攻め先は西でも東でもいいので、隆景が空き巣狙いで出兵し、支城は籠る方がいいだろう。
最終的には立花家と同様、北九州制圧を狙っていこう。

中々出力の高い城が多い九州だが、台風が多いのでそのままではあまり兵数が増えない。
普段以上に灌漑水路を多く建設し、災害対策をしっかり取ろう。

島津義弘家

本拠が加治木城というのが辛い。上位集落が無く、集落・城下施設数も少ないので伸びしろが少ない。
おまけに島津家と伊東家との関係が良くない。モタモタしていると挟み撃ちにされてしまう。

島津家と比べると義弘は軍事面で優れているが兵数で優れているわけではないため、相良と同盟し、北と東から攻め込もう。
しっかり兵を増やせば伊東は阿蘇に向かって出兵するため、こちらが全軍で薩摩に出兵出来るタイミングも存在する。
一気に島津家を吞み込み、敵を一方向のみにしたいところ。

ちなみに合戦で一門の誰かを討死させてしまうと、他の一門にも嫌悪され、人材が全然増えない。
優秀な一門衆がいつまでも味方でないどころか敵になるのは非常に厳しいが、こればかりは祈るしかない。

仙石家

お勧めマークがついている割に難易度が高い。
大きな理由として、同じ四国にいる長宗我部家の人材レベルが相当高い一方、仙石家の人材が大名本人含めいまひとつである点がある。
普通に進めると、厳しい展開になりがちである。

対応としては、
①初期段階で、蜂須賀家や藤堂家の人材を取込む
②伸びしろがある城を確保し、国力を蓄える(例:勝瑞城は、四国有数の出力を見込める)
③長宗我部が四国西部を侵攻する度に、手薄となった後背の城を攻め落とし、長宗我部の国力が伸びないように努める
の3軸を意識して進めると楽。

なお、本シナリオはどの勢力も初期兵力に大きな差がない。
このことは、初回の会戦は、両参加国が相当程度消耗しあうことを意味する。
そのため、他のシナリオにも増して、初手でガチンコを挑むよりも、他国同士が戦った後にハイエナする方が利益が大きくなりがちである。
国力に劣る仙石家においては、特に心がけていきたい。

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