勢力図

1560年4月

桶狭間の戦いPK.jpg

シナリオ概要

開始翌月の5月に桶狭間の戦いが起こり、今川義元が死亡して今川家が今川家と松平家に分裂する。
今川家でプレイしている場合は以降のプレイ勢力をどちらかから再選択することになる。
イベント合戦可能なのは織田側のみで、合戦自体に仮想展開はない。
ただし、今川プレイで桶狭間の戦いの発生を回避した場合は仮想イベント「義元、上洛へ」を起こせる。

また、関東でも7~8月に北条征伐が起きるが、勢力図には大きな影響を与えない。
さらに61年8月には川中島の戦いも起き、武田・上杉でプレイしている場合はイベント合戦可能。

なお、桶狭間の戦い発生後の織田の美濃攻め関連のイベントは大半の発生条件が「斎藤家当主が斎藤龍興」。
ところが開始時の当主・斎藤義龍には死亡イベントがないため、寿命長寿だとほぼこれらのイベントが発生しなくなる。
その後の上洛系のイベントには問題なく繋がることが多いが、注意が必要。

勢力別攻略

南部家

本州(ほぼ)最北端の大名家
無印では北条家の拡張速度・腰兵糧の不足・上杉家からの仲介と逆風が吹き荒れていたが
PKになり北条家の拡張速度は遅く、家宰による腰兵糧不足の軽減・仲介頻度の大幅な低下と難易度はだいぶ緩和され
先日のアップデートでお隣の浪岡家共々固有政策の追加があり、さらに難易度は低下した

初手戦争をする相手は安東家、合戦を駆使すれば1回の出陣で滅ぼすことができる。腰兵糧が足りずうまくいかないのであれば家宰に石川を採用しよう
デメリットの金銭収入低下は勢力が小さいうちはそれほど大きなダメージとはならないし、外様家宰に蠣崎を採用すればほぼデメリットを解消できる
いずれにせよ伊達と戦争をするときには距離の関係で採用せざるを得ないと思われる

安東家を滅ぼしたのちは小野寺→斯波と攻略し、伊達家と戦争をすることになる。大宝寺は攻略すると上杉と隣接するため、同盟を結ぶまでは放置したほうが無難
おそらく1回は上杉からの仲介が入る上、滅亡させるまでは数回出撃しなおさなければならなくなるが、北条家が大きくならないのでゆっくり進めても問題はない

伊達家を滅ぼしたのちは北条・武田・上杉と好きな勢力を滅ぼして上洛を目指そう、もちろん全部でも何ら問題はない

二階堂家

二階堂家が登場する最後のシナリオで、須賀川1城だが官位が高く威信は350超えで資金は25000ほど。
当主の息子盛義が「仰天」を持つ(固有特性だが編集で付与する必要あり)ほか、伊達阿南・須田盛秀あたりは有能。
伊達と婚姻同盟を結んでいる。

(上級攻略例)
せっかくなので二階堂盛義の顔画像を変更し「仰天」を付与し、当主としてプレイしたいところ。
ただし隠居すると無官となり威信が5になってしまう。
大名編集で予め変更するか、朝廷コマンドで官位を獲得(15000弱の出費で可能)し盛義に授与してから隠居しよう。

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「仰天」は初回接敵時に混乱を付与する効果で、特に序盤の小勢力戦で非常に便利。
一回限りだが最速で混乱を仕掛けられるため、ほぼ確実に無損害で退き口破壊が可能。
中盤以降でも単独で突撃してくる部隊に最速で混乱を仕掛けて挟撃で削るなど使い道は様々。

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「仰天」のおかげで田村と蘆名の黒川城は簡単に攻略可能。
蘆名を滅ぼすと上杉に攻撃されるので残して壁にしよう(行動制限で上杉は蘆名に手を出さない)。
伊達は相馬・岩城とも同盟しているので、同盟終了前に伊達と相馬の隣接を断っておけば両方とも攻略できる。
また、最上は伊達が山形城を攻略するタイミングでこちらも兵を出せば延沢城を攻略できて武将を確保可能。
北条とは早めに親善しておけば、那須・佐竹を攻略直後に同盟することで安全を確保できる。
最上義光・佐竹義重がいれば次の上杉戦も戦っていける。

武田家

川中島の戦いも発生しておらず、家内のごたごたもまだなので三国同盟も健在、義信なども生きていると状況を考えると全盛期の武田家
関東や美濃に目を向けるのもいいが、どう考えても北の長尾景虎が邪魔になるので、初手は長尾家との合戦を行うことになる
信繁を家宰に設定し、8部隊以上で飯山城へ、長尾は国衆も含めて12部隊以上用意してくれるので、ありがたく大合戦を行おう
与板城まで城4つが寝返り、長尾家は領土も分断されるのでおとなしくなる

その後は長尾家にとどめを刺すのもよいし、関東に進出するも美濃になだれ込んで十年早い上洛を成し遂げてもよい
武田家は4つのシナリオでおすすめ大名に設定されているが、その中ではこのシナリオが一番簡単だと思われる

今川家(義元)

「宗三左文字」の授与などで桶狭間の戦いを回避した場合。
東海三国に尾張の一部を加えて11城を支配し、有能な松平(徳川)勢も続々登場して勢力は最盛期。
外交関係も三国同盟が健在で背後は武田・北条ががっちり固めている。
義元の固有特性は相手の外交姿勢を無視して「友好」扱いで親善するため、難易度中級以上でも同盟し放題。
ただし、本拠が奥まった位置にあるため統治範囲が難点で、西は岡崎城までしか届かないため金銭収入が伸び悩む。
幸い初期金銭が25000強あるため、上洛を目指す場合は早期に本拠を移転していこう。

あらゆる面で織田を圧倒しており、威風小合戦1回からそのまま滅亡させられるどころか自動出陣でも十分。
織田を1城まで追い込み城に接触すれば仮想イベント「義元、上洛へ」が発生し、信長が死亡し織田家の全武将が配下になる。
徳川・織田の名将たちが加わった今川に敵はなく、あとは好きに拡大していける。

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難易度上級の例で、織田→斎藤→同盟破棄して北条・関東→同盟破棄して武田、と開始5年程度で圧倒的勢力となれる。
攻略が進むに連れて名将たちがさらに自勢力に集中するので、完全に一方的展開となる。

(参考)
大坂の陣の徳川家が使用してくる武将育成セットである家宰「超過使役」+政策「学僧招聘LV3」+名所「足利学校」。
能力経験値+500%+αとなり、能力が伸びにくい本作でも別のゲームかのように武将の能力が伸びる。

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早い年代でこれを確実に実現できるのがこのシナリオの今川家となる。
固有家宰「超過使役」の本多正信が最初から所属しており、また、織田家に「僧心得」持ちの大村由己が所属。
大村は忠誠が高く滅亡時登用に失敗しやすいが、上記仮想イベントで確実に加入してくれる。
二人が揃ったら集中して勲功を稼がせつつ、北条との同盟を破棄して足利学校のある唐沢山城を確保。
唐沢山城を急いで復興して名所を再建したら完成となる。

なお、本多正信はこれ以降のシナリオでは「夢幻の如く」で徳川に復帰するまで牢人スタートで登用が不確実。
また、大坂の陣シナリオ以外の徳川家には「僧心得」持ちがおらず、これまた確保が不確実となる。
城の復興については全郡に政務の高い武将を入れて集落施設を建設させつつ領内諸策で石高・商業を上げると早い。

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完成すると戦争や合戦するたびに報告のログが能力成長で埋め尽くされる。
しかも一気に3上昇(稲葉貞通)したり、1頁で2回上昇(島左近)したりと何か別のゲームのような上がり方になる。

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開始10年で東日本を制覇し三職就任エンドでクリア直前時点での家宝を全部外した武将能力値。
能力成長は初期値+20が上限で、数値の色が変わったりはしないがそれ以上は上昇しなくなる。
全体的に大きく上がっているが、クリアまでに取っていた行動で上がり方がかなり違ってきている。

統率は出陣せずに城で内政していると伸び、高い身分で知行が複数あると伸びが良くなるようだ。
序盤と終盤以外あまり出陣しなかった酒井・高力は統率が15以上伸びているが、常時出陣していた義元は5以下の伸び。
武勇は戦争・合戦に参加させているとぐんぐん伸びていき、早くに上限に達する。
知略は調略を担当しない限りほぼ伸びないが、担当して成功させると命令・具申問わずにかなり伸びる。
義元に適当に流言を繰り返させたら代官含めてぐんぐん伸びた。
政務は城での内政のほか、外交や政策発令担当でも伸びた。

今川家(氏真)

桶狭間の戦い発生後に今川家でのプレイを選択した場合。
松平家を如何に攻めるかがカギになる。 金だけはあるので調略を…と思いきや岡崎城には半蔵が居るのでダメ 全軍で直接岡崎城を攻めても城主が松平元康なので迎撃部隊すら出てこない。従って長篠城から攻めた方がやりやすい

武田の援軍を呼べれば更に楽になる上に松平側もほぼ全軍で迎撃に出てくる為威風弱を起こしやすい。松平側の国人衆が出てこなくて威風を起こせなくても武田の援軍さえあれば長篠城は落とせる。

長篠城を落とした後は岡崎城を攻めるが、なんと織徳同盟のイベント前に織田と同盟を結ぶ為、信長本人のみならず滝川、佐久間、柴田も援軍でやって来るのでちょっとキツイ。 駿府城からは氏真本人と井伊直虎の部隊に分けて出陣しましょう。井伊直虎は混乱持ちなので合戦で楽が出来る その後は国人衆の奥平を上手く使って包囲ループしましょう。 強攻でも岡崎城の兵数は1桁台後半しか削れない

松平を滅ぼした後は領地を接した織田が鳴海城他で防衛拠点を設定するが寧ろこれはしめたもの。 織田が齋藤や北畠に攻める兵力を確保出来なくなるので楽になる。 後は国力を高めた後で落とせば良い。仮に松平の優秀な武将に全員登用拒否されたレアケースがあったとしても松平元康を主力にすれば問題無い。

織田を滅ぼした後は毛利、三好、北条がイベント制限が外れて好き勝手やり始める。畿内には早めに進出しよう。 1568年のイベントで武田との同盟が強制的に切れる事だけには注意。

松平家

攻略例 (難易度上級・寿命通常)
今川で開始し、桶狭間を起こすと選択可能な松平家。
PKの主人公(?)である徳川家が最初に登場するシナリオである。
酒井忠次・榊原康政は既に配下、本多忠勝が2年後に元服してくるので周囲の織田、武田程ではないが充実している。
部将クラスが不足しているので早期の人材育成が必要になる、開幕で寿桂尼を榊原に嫁がせれば榊原は侍大将に、寿桂尼は家老として松平家に入ってくれる。
また初月に今川本拠の兵糧を全部売ってしまうと分裂後の手持ち資金が少し増える&今川本拠部隊は兵糧不足でしばらく出陣できなくなる。

今川から独立して敵対関係ですぐ攻めてくるかと思うと意外と動きが鈍いので織田・武田に先んじて美濃を攻略しよう。
武田の家臣団と固有政策は魅力的だがまずは濃尾平野で勢力を拡大する方が良いので武田とは同盟を。
岩村城から攻めていけば最初の合戦(小)に持ち込めるがすぐに織田も連動して美濃に進出してくるので豊かな稲葉山は織田に取られる前に
何とか確保したい。大垣城はイベントですぐに織田に寝返るので注意、斉藤領全部を押さえたければ攻城予約を使って織田をけん制しないと厳しい
その後は織田の拡大が早いので進軍路を塞ぐように先回りして織田を閉じ込めると良い。閉じ込めれば従属吸収もできる様になるが待てなければ
忠誠低下のフォローがしやすいうちに同盟破棄して織田家臣団を取り込んでしまうのも可能。
次の目標は固有政策と光秀目当てで朝倉をターゲットに勢力を広げていこう。
濃尾平野を軸に地盤ができたら西の三好と同盟しておいて背後を押さえながら上杉と対峙している武田を後ろから侵食して武田家臣団を吸収したい。
武田家臣団と甲斐信濃を吸収したら後は馬レベル10を発動させて一方面ずつ攻め滅ぼしていけば攻略は簡単である。

織田家

織田信長が世に出る桶狭間の戦いが開始すぐに起こるシナリオ
これ以前のシナリオでは勢力が小さくイベントも少ないので拡大が難しい、これ以降のシナリオでは勢力が大きく操作が煩雑になる
初心者がゲームシステムを体験するにはここがちょうどいいと思われる

開始1か月で桶狭間イベントがあり、松平家が誕生し停戦するので南は気にしなくてよくなる
斎藤家も勢力は大きく見えるが、武将の質はあまり高くないので、慣れないうちは合戦を体験しつつ1つ1つ城を落としていこう
イベントの条件にもなっているので、最初から無理に稲葉山城は攻めないほうが良い
基本的に織田家に有利になるイベントが目白押しなので
慣れてくればその限りではないが、最初はイベント一覧を見ながら次に何のイベントが起こるのか、条件は何なのかを確認しながらプレイしていこう

また、斎藤家関連のイベントに大名が龍興であることが条件として多いので、寿命は史実で開始したほうが無難だと思われる

足利家

三好に二条御所を譲ってもらい、城3つになって状況の好転した将軍家。
PKからは足利プレイの難易度は大きく下がり、義輝の追加特性「武門棟梁」と初手から発動出来る「高家の誉れ」で戦争が非常にやりやすくなった。
軍資金も開幕で10万あり、内政や登用・調略にも力を入れられるのは嬉しい。
外交面も近くは六角・朝倉、遠くは長尾・大友他多数と同盟関係にあり、地盤は安定している。

〈上級・寿命史実・登録武将&編集無し〉 S2から足利〜三好間は状況が大きく変遷し、このシナリオでは三好の本拠はお隣の勝龍寺城にある。
勝龍寺城は兵が比較的少なく郡の数も4つしかないため、文官寄りで戦力に不安のある足利家でも攻城戦で攻略可能。
そのため、初手は高家の誉れを発令しつつ勝龍寺城に攻城戦準備が整うまで待ち、攻城戦可能になったら国衆含む全戦力で勝龍寺城を攻める。
攻城戦は基本義輝頼みになるが、味方が撤退しないように注意しつつ敵を撃破していけばなんとか攻略出来る。
これに勝てれば威風で勝龍寺城含む3城を無傷で確保出来て一気に戦力が増す(まともな城主は藤孝くらいしかいないが)

その後は三好を畿内から駆逐しつつ、波多野・赤井・鈴木などを攻めて人材を確保していこう。
四国に進出した頃には城も十分に増え、周辺小大名はほとんど従属させることが出来、巧言持ちも三好か浅井を滅ぼせば手に入る(特に四国は従属吸収だけで統一出来る程)
三好は残り1城のところを攻めれば、仮想イベントが発生して三好三人衆&松永久通以外の武将を吸収出来る。

ここまで行ければ、後は東西どちらに進んでも公儀の軍を阻める者はいないだろう。

島津家

日本最南端に位置する島津家
以前のタイトルでは後ろを気にしなくてよいため優遇されていることもあったが、最近では人口や兵糧の概念が導入され、以前ほど楽ではない
それでもこのシナリオでは日新斎・貴久も存命であり、開始後間もなく家久も登場するため、人材的には恵まれている

初手で肝付を打倒するのは確定だとして、その後の進め方は大まかに分けて3通り
伊東→大友ルート、相良→大友(阿蘇)ルート、有馬→龍造寺ルートであるが
伊東→大友ルートでは都於郡城を落とした瞬間に大友が攻めてくるし、有馬→龍造寺ルートでは領土が分断されるので、おすすめは相良→大友ルート
もちろん相良→大友ルートでも人吉城を落とした瞬間大友が攻め込んでくるが、岩尾城に攻め込みつつ、岩尾城左に1部隊おいておき、進行してきた大友軍を合戦で各個撃破できる

岩尾城を落とした後大友の動揺が解除されたタイミングで岡城へ侵攻、威風中を起こせるとそのまま大友はおとなしくなる
その後は龍造寺、大友と弱っているほうへ攻めていけば九州を統一することは難しくない

また、毛利・織田とは適当なタイミングで親善を始め、同盟しておいたほうが良い
毛利は隣接すると攻めてくるのはもちろんのこと、小早川隆景を家宰に設定して謀略の嵐になることがあり、準備が整っていないタイミングだと一揆が発生しまくりで面倒なことになる
織田は適当に援軍要請すると三好の城や、うまくいくと雑賀城なども落としてくれ、武将をゲットできるので、損をすることはない。もちろんいずれ同盟を更新せず、戦うことにはなる

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